先日は予定通りの歯科受診日。
この日はIPRをし、新たにアライナーを入手するはず。
診察室に入り、歯科医に歯を見せると
「結構汚れ付いていますね~。綺麗にしますね。」
と言われ、なすがままにされていること5分ほど。
「今日はおしまいです。」
と、歯科医。
鏡を見ると、歯のステインは取れピッカピカになっていました。今まで予約とって30分位かけてクリーニングしてもらった以上の出来栄えに喜んでいたのですが、肝心のIPRをされた覚えがない・・・
念のために、
「今日はIPRあるって聞いてたんですが、もうしていただいたのでしょうか?」
すると、歯科医は
「終わりました・・・」
私は実感がなかったため、
「気がつきませんでした。知らない間に終わってたんですね~。」
と言うと、鏡を差し出され
「前歯1番が大きいので2番を綺麗に並ばせるには1番を少し削らなきゃいけないんですが、どっちにしてもリファインメントすると思うので、その時に削ると思います。今はまだちょっと隙間があるので・・・それとも今日IPRしときますか?いずれするなら今しておいてもいいので。」
と言い、IPRを開始しようとしたのです。
まとめますと、
ポイント1: 今日はIPRしていなかったのに、したと誤解するような返答をした。
ポイント2: 今まで歯科医から「リファインメント」の説明を全く受けていないのに(この言葉すら歯科医の口から初めて聞いた)、なし崩し的に(当然のように)リファインメントに移行するような話になっている。
ポイント3: なし崩し的リファインメント(患者の同意ない)を前提として歯を削ろうとした。
この時、歯科医は「リファインメントはほとんどの患者さんがする」ということを話していたので、実際そうなのだろうし、私もしっかり説明を受けてそうすることを選択する可能性は高いと思います。しかし、今の説明不十分な段階で歯科医がそれを基本路線と決めつけて治療にあたるのはフライングのような気がするのです。私としては、全ての可能なオプション、現状を理解したうえで、リファインメントにかかる時間、手間、費用、および最終的な歯の仕上がりなどを考えて今後の方針を決めたいわけですよ。矯正治療と言うのは基本的に非常に個人的な選択なのですから、リファインメントもその延長線として非常に個人的なものであるはず・・・と思っている私は「面倒くさい患者」と思われているかもしれませんが、これは医療現場では重要事項である「説明と同意」だと思うのです。
IPRを開始しそうになる歯科医を前に、
「ちょっと待って下さい。リファインメントすると決めているわけではないですから」
というと、歯科医はむっとしながら
「あっそうですか。ちょっと提案をさせていただいただけですから」とだけ言い残し部屋を出て行ってしまいました。
提案だけじゃない、歯を削ろうとしたではないですか・・・
その部屋におかしな空気が流れ、衛生士さんはなんとなく気まずそう。次回の予約はいつごろ入れたら良いか聞くと、先ほどの歯科医に聞きに行き、「1ヶ月後」と返答してきました。その日が交換日だったため、「アライナーは2個なので、1個当たり10日だと20日後ではないですか?」と聞くと、歯科医に確認に行きもせず、これまた気まずそうに、「先生がそう言っているので1カ月位で・・・でも20日後以降ならいいかもしれませんが・・・」ともじもじ、歯科医の指示に絶対服従的な空気が流れているのを私は感じました。
歯科医が矯正中の患者の歯列を綺麗にするため、最善の方法を取ろうとした提案だったのかもしれませんが、そこには説明があまりにも不十分で、患者を並列化していることに私は引っかかってしまいました。それは患者不在の歯科矯正と言われても仕方ないのではないでしょうか。対すべきものは歯科医と患者の歯ではなく、歯科医と患者そのものなのですから。当該歯科医院は分院を持ち、最新の機器を取りそろえ、最近では内装リニューアルをして患者にアピールできるものは多く持っています。しかしそれが、私が安心して心地よく通院出来る絶対条件ではありません。
インビザでは転院は難しそうなのでこのまま通院することになると思いますが、不遜な態度の歯科医にぴりぴりしながら行くのはうんざりです。今後どんな展開になるのやら。今年最後の診察は散々でした、やれやれ。