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コミュニケーションは技術
人と話をすることが苦手な人、得意な人、がいます。私は得意な方なので精神科で看護師をしていて困ることはありませんでした。
しかし、それは病棟で勤務していた時までで、訪問看護をするようになって、コミュニケーションで躓くことが増えました。
何故でしょう?
時間が経って振り返ったり、研修で学んだりした結果、今までのコミュニケーションは自分の感性だけでやっていたのだと気付きました。
訪問看護の場面は利用者さんと対峙して逃げ場がありません。そこでは逃げることも隠れることもできなくて、上手くいかなくても向き合うしかないのです。
人は追い詰められると平常心でいられません。そして、変な言葉を発したり、緊張が利用者さんに伝わったり、どんどん上手くいかなくなります。上手くいかない、焦る、更に上手くいかない、更に焦る。もう、訪問看護で何をやっているのか分かりません。
これでは利用者さんへの支援どころではありません。
そうならない為にも、コミュニケーションの技術を学び、実践しましょう。