こんにちは!

この記事では前回に引き続き

セミナーのレポートを記していきます!

3本目の記事になりますので

もし1本目、2本目をご覧になってない方は

そちらをご覧になってからこの記事を読む事を

推奨させていただきます。


「キャプテンEO」


1986年9月12日からアメリカ、フロリダ州

オーランドにあるディズニーワールドにて

始まったアトラクションであるキャプテンEOは

製作総指揮ジョージ・ルーカス

(スターウォーズ、インディ・ジョーンズ等

の監督、制作で知られる)

監督フランシスコッポラ

(ゴッドファーザー、地獄の黙示録等

の監督として知られる)

主演マイケル・ジャクソン

という豪華な陣容で制作されました。

この作品のBGMや挿入曲は

Matt Forger

という方がエンジニアを勤めていたそうで、

制作が終わりに近づいた頃、

「次の仕事があるから

スタジオから離れてもいい?」

とマイケルに要望を出し、

マイケルはそれを許可したそう。

そうしてマットは日本に行き、

「松任谷由実」との仕事を始めたそうです。

ですが、そこへマイケルから電話が


「問題が起きてしまったから、帰ってきて!」


しかし、既に日本のスタジオで仕事を

始めていたマットは

「悪いけど、もう仕事が始まってしまって

ここを離れる訳には行かない。

スタジオミュージシャン達もいるんだ」

と返したそうですが、マイケルは


「じゃあ、スタジオ代とか全部僕が出すから

作業全部止めて帰ってきて!」


と言ったそうで、実際にマイケルが

代金を全て払い、松任谷由実との仕事を

ストップさせ、マットはマイケルの元に

戻ったのだそうです。

なんともマイケルらしい豪快なエピソード

だと感じました...笑


「Grammy Awards 1988」


1987年9月12日、東京の後楽園球場を

皮切りに始まったBad World Tour

日本、オーストラリアでの公演の後

1988年にアメリカに戻り、2月18日に

フロリダ州のペンサコーラにて

後々のツアーの為にホールを借りて

リハーサルを行った時の事、

当時、マイケルや帯同しているメンバーが

泊まっていたホテルにてのエピソードを

お聞きすることが出来ました。

当時、翌月の3月2日のグラミー賞にて

パフォーマンスをする事が決まっており、

それに向けて新たに収録を

しようという事になったそう。


こうして駐車場にMixの設備を整えた車を用意し、

駐車場から最上階のマイケルの部屋まで

配線を繋ぎ、防音設備として大量の

マットレスを敷いてレコーディングに

取り組んだらしく、こうして

The Way You Make Me Feel

のライブVer.のイントロが生まれたそうです。

Brad氏いわく、マイケルはこのMixを

とても気に入り、

「Bible Mix」

と呼んだそうです。


(マイケルは素晴らしいと感じた時に

Bible!(聖書のように凄いという意味)

と言う事があったとのこと)


このMixは2009年のThis Is Itのリハーサルでも

使われていることからも、マイケルは

かなり気に入っていたようです。

筆者もこのイントロはとても好きなイントロ

だったため、このお話を聞けた事は

かなり嬉しい経験となりました!


ここまでご覧いただきありがとうございます!

次回はNeverlandに関する記事になります!

まだまだ続きますが、最後までお付き合い

よろしくお願いいたします。

また次回の記事でお会いしましょう!


(文章:シュン)