どうも、Be-yanです。
今日は映画談義ではなく、ちょっとした考察日記になっています。
完全に一個人としての考えで、科学的な裏付けはないので悪しからず。
以下、本題です。
最近、モノマネをしている人のパフォーマンスを見て感じる違和感や気持ち悪さ、この原因はパフォーマンスのクオリティ云々の前にある生理的、本能的な拒絶反応だと自分は思いました。
そして、色々と調べているうちに【不気味の谷】という疑似科学的(心理学??)な仮説をみつけました。
【不気味な谷】というのはロボット工学で提唱された仮説でロボットを人間に近づけていくと図の曲線のような正負の感情をそのロボットに対して抱くというものです。この仮説はロボットだけでなく、CGやアニメといった2次元の創作物にも適用されトイストーリーを代表とする様々なCGアニメを作るピクサーはこの【不気味の谷】をものすごい意識して作品を作っているみたいです。
そして、【不気味の谷】はモノマネ(マイケルのコピーダンス)にも通ずると感じました。この場合、図の横線をコピーの類似度、縦線を観客がパフォーマーに抱く正負の感情として考えてください。
そうすると、破線の領域である、類似度70-80%の値が最も観客がパフォーマンスを見ていて不愉快になると考えられます。(*破線領域が70-80%である保証はないのですが、この数値はトイストーリー3のメイキングで監督のジョンラセターが言っていた数値です。)
とういう訳でコピーダンスをする上で重要なのはパフォーマンスがこの破線領域に入らないことだと考えられます。
ちなみにピクサーは人間をデフォルメすることによりこの不気味の谷問題を解消しています。
反対にファイナルファンタジーのフルCG映画は本物の人間に近づけていった結果、この不気味の谷に引っかかり観客に不快感を与え、大爆死し興行的に大失敗しています。(130億円の損失出して会社潰しかけました)
よって、解決策はオリジナル要素をいれて破線領域の手前に落ち着くか、徹底的にコピー対象を研究し追求して破線領域を越えるかのどちらかだと思います。
ただ、後者の手法で解決を図るのは相当な努力が必要だと思います^^; (特にマイケルのコピーダンスなんてトリプルA級に難しいと思う)
以上です!!
そして、これからはこのことを意識してマイケルを踊ろうと思います!!
早稲田祭まで約2週間!!
皆さんお楽しみに〜〜^_^
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