
先発金村はエースの気迫で、またファンの大声援を受け、マウンドに立ち続けた。その姿は、個人記録のため監督批判をした姿はなかった。
「すばらしい投球だった。私は金村を誇りに思う」
試合後のヒルマン監督は金村と大声援のなかで抱き合った。チームは完全に日本一モードへ。札幌胴上げの可能性が高くなった。
また、金村からトーマス、建山、岡島、マイケルとつなぎ、中日打線を完全に封じ込めた。
特に建山、岡島の2人が中日の勢いを完全に封じた。
今日の金村は「意地でも点をやらない」気持ちを感じた。
マウンドに上がるまでは本当に苦しかったと思う。マウンドで結果を出さないともっと苦しくなる・・・
本当に厳しいマウンドだった。結果が出なければ、最後のマウンドになるかもしれない。
結果が出てよかった。弱い時から投げ続けたエースだから、日本一の輪の真ん中にいて欲しい・・・。
それにしても、中日の打線はどうしたのだろうか・・・
第3戦で2安打の立浪を7番から5番へ、森野とアレックスを下げ、打線を組み替えたが、得点機の3打席で立浪は凡退した。17イニング連続無得点だ。
今日の川上が、気迫のピッチングを見せ、打線をよみがえらせて欲しい。