キンチョーのエントリーをし直そうと思っていたら、見つけてしまった残念な記事。
「氷室冴子、死去」
平成生まれの人はご存知ないかもしれませんが、彼女は30代以上の女性なら、
1冊は読んだことがあるのではないかと思われる、コバルト文庫(集英社)を
代表する作家さん。まだ歳もいってないはず…と思えば、享年51歳。
肺ガンとはいえ、あまりにも早すぎやしないか。
同時代、このコバルト文庫では、新井素子、久美沙織、藤本ひとみ、の作品も
よく読んだが、赤川次郎作品もこのシリーズにはあったはず。
ただ氷室冴子さんの本を読んだのが私にとっては最初だったはず。
mizzy小学生~中学生くらいだったかと。
そう、赤川次郎のコバルト文庫からのリリースといえば、「死者の学園祭」があった
のではないか? 赤川次郎の初期代表作、と私は勝手に読んでますが、珍しく
宗教も絡んでしまう、壮大な学園モノ。
何年か前に、映画化され(主演:深田恭子)、ビデオを見たが、あまりにも原作と異なり、
怒りを覚えてエントリーしたことを覚えています。そうそう、あれはコバルト文庫。
新井さんはそこまで入れ込まなかったので、、、
久美さんは 「丘の上のミッキー」(たしか)が、最近も違う装丁、イラストも変わり、
再版されていたような気がします。が、この当時のイメージイラストがとても好きで、
何作品も買いました。かなりブームだったよね。
同様に、、、なのか藤本ひとみ。
現在の彼女は、完全に西洋の歴史小説的作品になって、もう子供?向け作品は
書いてくれないのでしょうが、藤本作品に相当の衝撃と洗脳をされました。
私が「ダ・ヴィンチ」に目覚めたのも、彼女の作品のため。
横溝正史や、江戸川乱歩のような日本のドロドロしたミステリーに対して(これも好きだった)、
彼女のヨーロッパの神秘的かつおぞましいミステリー、でも乙女心をくすぐる宝石や楽器や
花や恋愛(だけど届かぬ)、心理学を逸材に盛り込んで作る作品は、まさにツボでした。
彼女の本のイラストも人気のひとつではあったはず。
今も彼女の作品はたまに読みます。
あ、この頃は、赤川次郎、西洋ミステリー(アガサとか)、乱歩等々、推理小説
乱読期。赤川次郎も当時出ていた作品は読破していましたね(今はすぐに読み終わって
しまうから物足りなくてねえ~)。
話は戻り、、、氷室さん。
知らなかったが、「レディ・アンを探して」という戯曲を書いたのは彼女だったんですね。
私、知らずにスタッフやってましたわ。
というのは、高校時代の後半、私は演劇(同好会?だったのか。学際などで披露するやつ)
の裏方をずっとやっていて、確かやったのが
「戦争と平和」
「紫子」
そして「レディ・アンを探して」。
どこからもってきた話なのか知らずにやってましたが、知ってしまうと感無量です。
あ、その中には 「オレ、演劇に関わってたことあるじゃん」という驚きも含め…。
「海がきこえる」という作品は、スタジオジブリでアニメ化されているようなので、
これで彼女を知ったという人も多いはず。
とりあえず、「雑居時代」 「蕨が丘物語」 そのあたりは本当に若かりし頃に読んだな~
と思える作品だっただけに、悲しさ倍増です。1990年頃からの作品がない、、、
となると、今の私の歳ぐらいで彼女は筆を置いてしまったのでしょうか。
なんか作家って儚いな…。
同じく小学生・・・4年かな~の時に読んだ、「天国に一番近い島」の作者、
森村桂が自殺したのは、、、意外でもあり衝撃でした。
いまだにニューカレドニアは、天国に一番近い島のイメージ。
ということで、6月6日、遥か前になくなった方の追悼記事?になってしまいました。
だって雨だし。
…よく考えると、、、本好きなのって小さい時からだったみたいですね。
本じゃなくて、文字好きだったのが、かな?今に引き継がれてます。
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昔の装丁では売ってないんだね。。。
コバルトでもないし。時代かねえ~