ミュージシャンの長者番付。
毎年、一般人には理解できない納税額が発表されます。
が・・・、ここで1位を取ることは決して「良い」という事では
ないのです。納税が多い。という事は、実際の収入に対して、必要経費
があまり掛からないので、単純収入として勘定され、納税対象となるの
です。
- globe, 小室哲哉, MARC
- globe
まあ、本当に稼いでいる人には限界がありますが、賢い人であれば
あるほど、税金対策をしています。
ミュージシャンならば、スタジオを作ったり、自分が会社社長、役員となったり。
他に分配するカタチを取ったり。
という事で・・・確かスピッツは全員、独自の会社を持っている(つまり社長)
状態であったかと思います。
- スピッツ, 草野正宗, 笹路正徳, 土方隆行
- RECYCLE Greatest Hits of SPITZ
お金を廻って、事件が起こっていることもあります。
また、かつては日本を風靡したバンドが解散。その後の活動でミスをし、
借金地獄。または、所持金ゼロ。携帯を止められているミュージシャンも
いたりする、ここも過酷な世界です。
有名になればなるほど、目に見えない、有名税というものが生じる。
大抵は、その人をつぶしていくお金に化けるのですが、ちょっとの操作、
頭を捻るだけで、一生食いッぱぐれることのないお金に変えることも
できてしまいます。
GLAYが大ヒットをしていた時・・・その恩恵をこうむったのは、メンバーだけでは
なく・・・何故か、YOSHIKIという人にもお金が転がり込む。
それはある契約があるためで、こうした数%の繋がりでも、多額の収益になれば、
相当額となって、自分が動かなくとも転がりこんでくる収入となるわけです。
ヴィジュアル系バンドの全盛時代がちょっと前にありましたが、解散などした
バンドのメンバーは今、どんな生活を送っているでしょう。
アルバイトをしたり、家業を継いだり・・・地味な生活でもおくれていれば良いの
ですが、
本当に電話、水も止められ、挙句の果てに借金をしたり・・・、あるいは芸能界
などに関わらない最後の手、自らの命を絶ったり・・・と、そんな人も。
意外にもミュージシャンは、お金持ちの家の息子。リッチなお家柄の方も多い
のが最近の傾向です。失敗したとしても、帰るべき場所があり、趣味として音楽
がある・・・。
それゆえに、ハングリーさを感じられず、なあなあに取り組んでいるように
見えてしまうのでしょうか?
穿った見解かもしれませんが、間違ってはいないはずです。
小室さんはどうなのか、真実は分かりませんが・・・。
実際、本当に潤い続けてるミュージシャンというのは、そんなに多くはないと
思いますよ。
ミュージシャン志望の人の夢を壊すようで申し訳ないのですが、
事実、プロになるのなら本気で取り組まないと・・・。作品作りも体制づくりも・・・
ここで、言い訳をしてもしょうがないのですが、私が「プロになる」という夢から
裏方の業界に入ったのは、安定したものがほしかったからです。
特に「デビュー予備軍」などというポジションは「=飼い殺し」と言えるかと。
実際、あと数年後に10年目の結果が出ます。果たしてどちらの選択が
正しかったのか分かるでしょう。好きな音楽だけをやることで、悠々自適に
暮らしていける方なら、収入ゼロでもかまわないでしょうが。
普通はどうでしょうか?
レコーディングの合間に領収書の始末をしているミュージシャンの姿、
それを見た時・・・私は少なからずのショックと現実を見た気がします。
音楽もビジネスということです。
お金の流れを考えることもミュージシャンには必要なわけです。
または、それをすべて仕切ってくれる有能なスタッフに囲まれること。
- THE YELLOW MONKEY, 吉井和哉
- GOLDEN YEARS Singles 1996-2001
※イエモンはスタッフに恵まれていました・・・
いくらいい音楽を作れても、その音楽を伝える力、そして自分の生活が成立
しなかったら、それは長く続きません。
ほんと、♪お金は大事だよ~♪