お久しぶりに、ずいぶん前になってしまった映画試写会のお話を…。

※ちょっと書き換えました!

なんと今日公開してしまいましたね「ダニー・ザ・ドッグ

HERO」や「少林寺」でもお馴染のアクション俳優ジェット・リー

タイトル: 英雄 ~HERO~ スペシャルエディション

そして
ミリオンダラー・ベイビー」で本年度アカデミー賞助演男優賞受賞した
モーガン・フリーマン出演。「バッドマン・ビギンズ」にも出演。

いまやスクリーン上は、モーガン、モーガン、モーガンですね。


脚本は「グラン・ブルー」「ニキータ」「レオン」など、日本でも大ヒットした
映画を送り出し、多くのファンを獲得した、リュック・ベッソン


タイトル: グラン・ブルー (グレート・ブルー完全版)
タイトル: ニキータ
タイトル: レオン 完全版

記憶を奪われ、感情を失い、暗い地下室で人を殺すことだけを仕込まれてきた
孤独な男:ジェット・リー演じるダニーが、初めて"人を愛する"ことを知る。
その過程に盲目のピアニスト、サムモーガン・フリーマン)と、その養女の
奏でる美しいピアノの旋律。やがて、ダニーはピアノを通して記憶を辿る。
そんな悲しい程に純粋なダニーの生き様は、観る者の心を引き裂く・・・。

という内容。
私は先日試写会で観たのですが、予想外の内容とジェット・リーのアクション
に改めて感服いたしました。
そして、モーガン・フリーマンは「ピアニスト」という役どころでしたが、
直前に彼自らが「盲目という設定にして欲しい」と監督に頼み、急遽脚本が
変えられたという事です。
スタジオに入った時から、彼の演技は「盲目の人」として始まっていたという
のですから、恐るべし役者魂、といった所でしょうか。

【この辺りからネタバレ入りま~す!】

なんとジェット・リー初めてのキスシーン!

それは、脚本もなく「このような設定の中で自然に・・・」という相手役の女性に

託された、ジェット・リーについてはまさに意表を突かれた展開。


これは、オードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」における、

真実の口に手を突っ込むシーン。・・・グレゴリー・ペックが恐る恐る手をいれ、

引き込まれたフリをし、後ろのオードリーを驚かせる!

このシーンも実は、オードリーには内緒で撮られたシーン。

つまり、この驚き、オードリーが本当に驚いて彼の手を引き、その後の

“騙したわね!”というチャーミングな表情は本物のオードリーの表情な

わけです。


予定調和の中にこういう、「本人もビックリ」シーンがあると、ちょっと楽しいですね!


タイトル: ローマの休日 製作50周年記念 デジタル・ニューマスター版 (初回生産限定版)
サウンドトラックは、既に昨年秋に先行発売されていたマッシヴ・アタック によるもの。
この陰鬱、救いようのないダニーの生涯を暗示するかのような、見事なサウンドワーク
です。
彼らの音楽をひと言で言うならば、
「気だるく憂鬱なサウンドを美しく鳴り響かせてきた」となるようですが、
この映画に相応しいダニーの心を表現しているようでもあります。
陰鬱な世界に「救い」を与えたのは調律前の、不協和音さえするピアノの音。
小さい子どもが美しい音楽に引き込まれていくように、その音はダニーを犬
から人間として目覚めさせていく・・・その心象変化は、マッシヴ・アタックの
曲と、愛した人の奏でるピアノソナタ、二人で奏でる未熟な連弾・・・
見事にマッチしているかと・・・・・・。
アクション映画を好きな方、エレガントにして強烈なサウンドがお好きな方、
音楽が好きな方、ピアノ好きな方・・・みなさん、見終わった後に、ピュアな
気持ちになるのは一緒ではないかと思いますよ。

アーティスト: サントラ
タイトル: ダニー・ザ・ドッグ オリジナル・サウンドトラック(CCCD)
夜中に1人でヘッドフォンで聞いていると、トイレに行けなくなってしまう、
ピンク・フロイドのような・・・。
そしてダニーがまだ犬として扱われている時の、地下室のダニーは
ポーラX」という映画を思い出さずにはいられませんでした(暗い・・・ダークだ

タイトル: ポーラX
上記の映画は最後に、退廃的になっていくという、もはや救いようがない映画なのですが、
ダニー・ザ・ドッグ」は、後半に向けて人間的になっていくダニー
そして人間的な暖かさに満ちてくる作品。
ラスト・シーンには、あるアイテムが登場。
リュック・べッソン作品を観た方なら、「あ!」と思うでしょう(笑)。
全体として★をたくさんつけたい映画なのですが・・・
たとえば・・・
「アクションに期待!」
「モーガン・フリーマンの演技に期待!」
「愛と感動に包まれたい!」
と、一つのジャンルのみを追い求めていると、少々物足りないのでしょうから・・・

キムタクの「エンジン」ではありませんが、

『レースの話ではありません。ホームドラマです』と幅を持って観に行くのが

よろしいのか、と。


私は思いがけず、良い映画に出会えてラッキーでしたね♪

ご紹介ありがとうございました!!