以前から気になっていたフロントキャリパーの引きずりですが、やっと重い腰を上げてオーバーホールすることにしました。
車ではやったことあるけどバイクでは初めてです。
ジャッキアップして手でおもいっきりタイヤを回しても、1回転半がやっとの状態です。
ピストンがどういう状態になっているかわからないので、シールとセットのピストンキットを購入しました。
左右共通で2セットで9,000円くらいです。
パーツリストの絵にはありませんでしたが、キャリパーを分割したときに交換必要なOリングも入ってました。(なぜか2個)
ブレーキホースを外したら、液漏れ防止にバンジョーにゴムシートをクランプで挟み、エアーが上がらないように紐で上向きに吊っておきました。
キャリパー全バラシの図。
ピストンは初めピストンツールで回しながら少しづつ抜いてたんですが、キャリパー1個分で30分以上もかかってしまい、途中からピストンツールで掴んだらテコの原理で垂直に引っ張ると簡単に外すことができました。
外したピストンです。
少し変色してますが磨けば使えそうですので、このままストックとして取っておきます。
パッドは残厚3mm前後でしたので、このまま使うことにしました。
キャリパー内部のシールの溝はパーツクリーナーを使い、歯ブラシと柔らかい真鍮製のブラシで軽くこするだけでキレイになりました。
固形のカスなどの付着はありませんでした。
この後エアブローして日向に1時間ほど放置して完全に乾燥させます。
組付けはシールとピストンにはラバーグリス、パッド裏とセンターピンにはシリコングリスを塗りました。
ピストンは真っすぐにした状態で手で押し込むと、気持ちいいほどスーッと入っていきます。
こちらのボルトはキャリパーを外した状態では力が入れづらいので、仮留めしておいて車体に付けてから本締めしました。
ホースを戻してエア抜きするんですが、通常の下から抜く方法ではなかなか抜けませんでした。
固くなるんですが、10秒ほど放置するとまたスカスカになり、2~3回握るとまた固くなる→また放置するとスカスカで2~3回握るとまた固くなる。
この繰り返しが2時間以上続きました。
用意した1Lのフルードがなくなったのでこの日は終了。
ネットで検索したら、いつまでもエアーが抜けないときはブレーキレバーを引いた状態で一晩置くと不思議とエアーが抜けるという都市伝説が載ってたので実践してみました。
翌日フルードを買いに行き、帰ってきて見てみると見事にエアーが抜けていてカッチカチでした。
いくらその後放置してもスカスカにはならず、リザーブタンクの量を合わせて終了。
ジャッキアップさせて手で回してみると、軽めに回して2回転以上と、以前とは比べ物にならないくらい軽くなりました。
春に車検が控えてるので、ついでにリアと
クラッチのフルードも交換しておきました。










