僕がカリスマ店長になったわけ | 元日本一のベーシスト

僕がカリスマ店長になったわけ

music & drink UP-BEAT
カリスマ店長の水江ですこんちわ。すっかりミクシィにはまって、それはそれで楽しかったのですが、
映像もアップできるようなスペースないかな、と検索してたどり着いたのが、このアメブロでした。

適当にID登録して適当にアップロードして便利に使おうと思っただけなんですけど、いいね。アメブロ。
男なら紳士服というタイトルで、それ関係と思われてもアレなんで、開店までのあらすじ載っけときます。


1990年頃、お水江(しんちろ)と朝丼(あさどんぶり)は新入社員時代から「なんか一緒にお店やろうぜ」と、昼休みに話し合って夕方には忘れるという毎日だった。

2006年に入って、予算はこれくらいで、阿佐ヶ谷にしよう、いや三宿、やっぱ恵比寿、ショットバーにしよう、ライブハウスは?とか具体的風な話し合いになって物件を探し始めたら、思ったより選択肢があって結構迷っちゃった。

「親切にしてもらい上手」な僕らは、不動産屋さんにいろいろ特選物件を紹介してもらい、募集前の物件とかも見せてもらっちゃった。

中野で別の物件を見に行ったついでに、資料で全然ピンとこなかった近くのパブスナックを見せてもらい、『おお、写真より何か全然いい感じじゃん』ってしばらくダラダラしてたら、マスターが出勤してきちゃった。

なんとも上品で物腰柔らかなおじいちゃんマスターは、銀座で20年間シェーカーを振って、33年前に独立してこの店を作ったそうな。古いのに小奇麗でマイナスイオン出まくりの心地よさはまさに鈴木さんの作品。

「私はピンピンしてるんですけどね、家内の具合が悪くなってしまって、面倒見ることにしたんですよ。そうだ!これは持って帰ろうと思ったんだけど、○○完成の記念品で~、、社員さんも持って無いはずですよ。あなたとお話できて良かった、やっぱり置いていきますね、これも。これも。」って、スゲェいい人だってことも、店を手放す気持ちも一瞬で全部感じ取れて、なんかグッと熱くなった。

お店の名前は朝丼(あさどんぶり)と種浦(たね)が口裏を合わせて「UP-BEATにしたいんだけど、わかりやすいし」と押し迫って来たので「ええ?わかりやす過ぎてなんか抵抗あるけどなぁ、広石くんに聞いてみるよ」ということを電話したら、広石くんは大笑いしてup-beatロゴ作ってくれた。ありがたや。池哲太郎(てつたろう)が男の危なさをモチーフに型抜きして看板作り、イケメンBAR『UP-BEAT』は誕生してしまった。

で、本来ならば広告を打ってキチンと開店するのが当たり前なんだけど、考えてみたら何をどう宣伝するのか、、誰もショットバーの知識も経験ないし、メニュー決まってないし、「お酒出してますけど、教えてもらいながらでもていいですか?」と、お断りしながらスキルアップ、という半年でした。 むしろカクテルより言い訳のスキルがアップしています。

OPEN 8:00pm   CLOSE 2:00am  Last orter 1:30am   日祝休

※僕はカリスマの練習があるので金曜日しか出られません。