突然だけど

私には何の取り柄もない


ピアノ、少しは弾けるけど

子供達の歌の伴奏はできない


運動は好きで色々やったけど

今は腰や足が痛くて指導できない


昔、子供たちに関わる仕事を

していたけどやめてから25年。

もうほぼ感覚忘れてる


人前で話すのが苦手

声も良くないから声が通らない

すぐ緊張するから上手く話せない

その上、人見知り

ここ何年間かは家にこもってたし

人と接する事がまだ怖い

たとえ子供でも脇汗びっしょり


誰かのために 

とことん尽くすタイプでもない

すぐめんどくさくなる


で、小さい頃から密かに

このことに気づいていたから

とにかく努力を人一倍した

頑張ることしか能がないから

で、やっと人並みかな?って感じ


若い頃はそれでよかった

頑張ってる自分がまあ好きだったし


でも今では頑張ることも難しい

気持ちはあっても体がついてこない

毎日筋トレとかウォーキングを

続けていてもなかなか報われない

体が痛いとメンタルもついてこない


今更言っても仕方ないけど

そもそも大好きな仕事を

25年前にやめてしまったことが

今のおかしくなった最大の原因


あの頃はこれしか選択肢はなかった 

だから後悔はしてない


でもあきらかに退職した時から

どんどんみるみるうちに

地獄に落ちていった


私の生きがいが息子たちしか

なかったから

私はひたすら息子達に関心を向けた

向けすぎて息子達は苦しかっただろう


途中でおかしくなった私は

子育ても家事も仕事も

全部、中途半端になった



今回のことでつくづく思った


私なんて役に立たないと

ある程度わかっていたものの

やってみたら予想以上に

本当に役に立たなかった


偉そうにクレームなんて

言わせてもらったけど

本当にただ文句つけただけの

ウザいオバサンになった


25年前、退職する時に

泣く泣く、

必ずここにもどってくると

同僚や先輩や後輩に約束したのに、

戻るどころか

誰とも会わず話さず、

家も出られない日が

何年も何年も続いた

あの頃の知人はもう私の事なんて

とっくに忘れているだろうな


そう、人と比べても意味が無い


それはそうだけど

あまりに自分の無力さを痛感した


せめて体がもう少し動いたら………


もう少し何か取り柄があったら………


周りの人がみんな

キラキラして見えてしまう

みんなって

一歩外へ出たらみんな。

外を歩いてるお年寄りの方も

スーパーのレジの方も

自転車の高校生も歩いてる学生も。

ここにいる皆様も。


やっぱり自分が

ゴミのような気がしてしまう



これを書いてる横で

仕事から帰ってきた夫が

晩御飯を食べながら

昨日の録画の続きを見ている

録画を見ている時は話しかけられない


一人でいても家族といても

ずっと孤独


私なんかと話す話題もないし

面白くもなんともないもんね



今の私にできること

何かないのかなあ?


無駄に55年も生きてきたのだろうか?

本当に何にも無くなってしまったのか


やっぱりまた今日も

こんなことばかりウダウダ考えてしまう


痛い時はダメだね


焦らない焦らない

ひと休みひと休み!