左半身で杖を上段に構え
右足を踏み出して面打ち
合気杖の６本目
正面打ち込みである
太刀の素振りの２と同じで
上段からの正面打ちである
剣の場合は正面斬り
杖であれば打ち込みだ
組杖をすると解るが
実際は入り身で線を外して打つ
横面になっても良い
今の時代
実戦が必要な状況では
手元に杖があることは無い
運良く長い物があれば
それを使うことになる
真っ直ぐな棹でもあれば良いのだが
曲がっていたり、
途中に出っ張りがあったりすると
とたんに突きが打てなくなる
やってみれば直ぐにわかる
試しにバットで突いて見れば良い
手を滑らせる技は使えなくなるのだ
両手を固定したまま
エイと竹槍突きになってしまう
先が尖っていれば効くが
尖っていなければ全く効かない
そんな武器でも面打ちは可能だ
スピードでは突きに劣るが
どんな棒状のものでも戦える
万能の技である
しっかりと稽古しようではないか