合気杖で戦う その2 | みずうさおのブログ

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杖を立てて構えて

後ろの手で杖の上部をつかんで

入り身しつつ杖を返し

突き込む


合気杖の素振り2本目

返し突き


1本目の直突きとの違いは前の手

直突きは人差し指が前

返し突きは小指が前

それだけだと思ったらそれだけ

何かあると思ったら何かがある


返し突きは

相手が直突きで来た時の返し技なのだ

入り身して返した杖で小手を打ち砕き

すかさず突き込む技


素振りでは小手打ちは隠している

打つつもりで打たずに制するが

本来は相手の小手を砕く技


螳螂拳では強い相手と戦うとき

先ず手を折ってしまうそうだ

これを開門という


相手にハンディを負わせてから

本体を打つと読んだ事がある


剣道の小手も同じではないか

面や胴ならともかく

何故、小手を打って勝ちなのか?

相手が剣を使えななれば

次の一撃で勝てるからであろう


強い相手を制するには

先ず武器を制する事が大事だ

これを開門という

覚えておこう

攻め込む為には、城門を開けるのだ


合気道には武器取りの技が多くあるが

1、2、3で武器を制しても駄目で

初動の1で武器を制しないと行けない

そうしないと

相手は武器を持ち替えてしまう


合気杖の2本め

返し突き

初動の入り身で小手を砕く

極意は基本の中に隠されているのだ


ところで合気杖には

片手で打つ技が3本ある


前の小手を打たれて砕かれても

後ろの手で杖をつかんでいて

杖さえ落とさなければ

振りうちで横面を打つことが出来る

だから杖は常にしっかりと握る事が肝要


素振りの12本目

片手遠間打ち


奥が深いのでござるな

ニンニン