ベトナムのハノイに旅行に行ってきました!
その旅の様子をまとめてみたいと思います。
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成田からハノイの空港へ。
雲が多かったのですが、機内から富士山のてっぺんが見えました。
空港に着いてまず目に飛び込んで来たのが、韓国の家電企業の広告。
この写真だと右にLG、バス停の屋根にぶら下がっているのがSamsungです。
奥に日本のCanonが見えて競っている感じが伝わってきました。
ちなみに、街の中にはトヨタ、ホンダ、Panasonin、SONY、FUJI FILM、などのお店や看板がたくさんあり、日本企業の勢いを感じました。
車はトヨタ、ホンダ、レクサスなどが走っていましたが、韓国のヒュンダイが多かったのが驚きました。
しかし、現地のベトナム人のガイドさんに聞いたところ、韓国企業のイメージはあまり良くないみたいで、まだまだ日本企業の製品の方が品質が良いというイメージが強いようです。
東南アジアは初めてだったのですが、街の雰囲気がまさに異国っていう感じでした。
とにかくバイクの数がスゴい。
しかも、ノーヘル、4人乗りは当たり前。一応法律はあるらしいのですが、お構いなしです。
さらに、ほとんど車線も信号もありません。
もう常にクラクションが鳴り響いていて、「よく事故らないなあ」と驚嘆しました。
道を渡るのも一苦労です。
渡りだせば止まってくれるそうですが、信じられなかったので、車が途切れるのを待って渡りました。
信号待ちの様子はまるでレースが始まる場面さながら。
街中のいたるところに、お風呂にありそうなプラスチック製の椅子と簡単な机がおいてあり、ここで飲食ができます。
お店の人が英語が通じないので一苦労しました。
みんな朝早くから仲よさそうにおしゃべりしながら朝ごはん食べてます。
朝ごはんはもっぱらフォー。朝は用意する時間がないので、みんな基本的に外食です。
食べ物は日本人には合うそうです。僕もなんでもおいしく頂きました。
それほど辛いものもなく、食べやすいです。味はものすごく薄味です。
海産物が豊かで、肉も食べます。ご飯はパサパサしてる感じのお米ですが、これも僕は好き。
フルーツもよく食べられています。
マンゴーが美味しい。スイカは日本のもののほうが甘いです。
キウイやメロンも硬くてあまり美味しくない。。
白に黒のつぶつぶが入っているのがドラゴンフルーツで、あまり味はないですが、甘くていけます。
ホテルでスイス製のヨーグルトがありましたが、きちんとトランス脂肪酸の含有量が載っていました。
最初、あまりの東南アジアの雰囲気にホテルの敷地から出るのが本当に怖かったのですが、せっかくなので意を決して、最小限の現金を持って出かけました。
すると、道端で何やらボードゲームのようなものを楽しんでいるおじさんたちに遭遇。
勇気を振り絞り、「見てていいですか?」と英語で話しかけました。
英語は理解していなさそうでしたが、ジェスチャーで伝わり、許可をもらったので、見させてもらいました。
よく見ると、ボードは折り畳み机にマジックで盤の目を書いていて、コマはペットボトルのキャップで、そのキャップの下に小さな駒が入っていて、駒の面に「卒」などの漢字が一文字書かれていました。
どうやら将棋のようなものみたいです。
そしておもしろいのが、通行人がやってきてこの試合を見始めるのです。
彼らは知り合いでもなんでもなく、たまたま通りかかったという感じです。
そして戦況を見つめ、時に口出しをします。
さらにもう一人加わってきて、そこで話し合いが始まったりします。
知り合いかどうかは関係なく、独特の距離感を持っているんだなあと思いました。
ただ、彼らは外国人に対してあまり興味はなく、向こうから話しかけてきたりすることはありません。
僕もしばらくゲームの様子を見させてもらって立ち去りました(結局ルールが全然わからなかった)。
別の日に、遠くの観光地までバスで4時間ぐらいかけて行って、途中にパーキングエリア的な場所でお土産を買う時間があったのですが、
大きな建物が3つあり、何が違うんだろうと思って中に入ってみると、なんと客の国ごとに建物が分かれているのです。
「日本人用」「中国人用」「韓国人用」と分かれています。
韓国人用のお店に入った時、韓国のお菓子が置いてあったのですが、ニュースで見たことがある、日本製品のパクリものがありました。
カッパえびせん、チョコパイ、そのまんますぎてウケました。
なぜ国ごとに分けているんだろうと思って店員さんに聞いてみると、「それぞれ性格が違うから分けている。韓国人とか中国人うるさいでしょ」と言ってました。なるほど。
現地の賃金は2~3万円ほどだそうです。
公務員が給料よくて5~6万円とのこと。
日本ではコンビニでバイトすれば追いぬいてしまいますね。
ベトナムを日本の高齢者が訪れると、「自分の子どものころを思い出して懐かしくなる」という感想が聞かれるそうです。
日本の戦後の雰囲気と似ているそうです。
こうして考えると、同じアジアの中で日本がどこの国の植民地にもならず、迫り来る欧米列強と渡り合い、敗戦後も世界が驚くスピードで世界の先進国の仲間入りを果たしたことがいかに尊いかを実感します。
一つは島国であり、外部から攻めにくいという地理的条件が大きく影響していると思います。
さらには幕末に明治維新に成功したこと。それには江戸時代に培った識字率の高さや、学問などの素地があったことが寄与していると思います。
そして、それには天皇制があったこと。このおかげで争いがなく、天下泰平の世が続き、しかもいざという時の国民の意識が一つになれたこと。
日本が近代化されていなかったら、中国、韓国、東南アジアはどうなっていたでしょう。
日本が与えた影響は計り知れません。
こういったいろいろな要因や出来事が今の日本を作ったんだなあということを改めて感じました。
ベトナム人の日本人に対するイメージはかなり良いようです。
もっと日本はこういう国と仲良くしていかなくちゃいけないですね。
改めて自分の国を見つめ直すいい機会になりました。
(追記)
最終日、近くの街までタクシーで出かけて観光しました。
カフェのテラスでお茶してると、平気で物売りがやってきます。
靴磨きや食べ物、無視していたのですが、一人小さな女の子がボールペンなどを売りにきて、断ったらがっかりしていたので、かわいそうに思い、50円のペンを買いました。
1ドル渡して「お釣りはいらないよ」って言ったら笑顔になりました。よかった。
ホットコーヒーを頼んだら、なんとガラスのコップに入ってやってきました。
しかもブラックコーヒーを頼んだのに、砂糖がものすごく入ってて甘い…。
ホテルへの帰り道、1時間ぐらいかけて歩いて帰ろうと思っていたのですが、あまりの空気の悪さと真横をビュンビュン通り抜けていくバイクと車、また、いちいち道を渡るのに一苦労するので、バスに乗ろうと思い、バス停へ。
一体何番のバスに乗ればいいんだと困ってると、10代後半の男の子たちが気にかけてくれたので聞いてみることに。
でも、英語が全然通じないんです。どうしたもんかなーと思ってると、「バイク!バイク!」と言っています。
どうやらバイクの後ろに乗せていってあげると言っているようです。
地図見たら「ここならわかる!」と(おそらくそんな感じです)。
で、いくら?と聞いてみると、10万ドン(500円)というので、安いのとおもしろさ半分で乗ってみることに。
一緒に写真撮ってもらいました!
内心、変なところに連れていかれるんじゃないかとか、メチャメチャ警戒していたのですが、ちゃんと目的地まで届けてくれました。
まったく英語が通じないので全然コミュニケーション取れなかったのですが、道行く車を見て「ホンダ!」「トヨタ!」「We made it!」「ヒュンダイ!NO!」とか言って勝手に話しかけてました。
運転が荒いのですごく怖かったのですが、こういう冒険も旅の醍醐味ですよね!
最後に握手して「Good luck!」と言って別れました。
こっちの平均給与が2万円ということは、おそらく5000円ぐらいの価値があったのでしょうか。
最後に現地の人と交流できたのでよかったです(^^♪
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