学校給食を改革するため、ジェイミーは実際にとある小学校の現場に入り、改革を始めます。
しかし、改革はそう簡単にはいきません。
最初は人気イケメンシェフがやってくるということで好意的だった調理場のおばちゃんたちもジェイミーのやり方にすぐに疑問を持ち始めます。
それまで冷凍食品をオーブンで温めるだけですんでいたのが、大量の野菜を刻んだり、材料から調理をしたり、
調理師たちの負担が一気に増えました。
改革を進めたいジェイミーと、今までのやり方を変えたくない調理師たち。
その確執はどんどん深まります。誰も協力してくれる人がいないのです。
調理師たちは「いずれ音を上げるわ」と冷ややかな目でジェイミーを見ます。
さらには子供たちからも不満が噴出します。
今までのハンバーガーやピザの方がよかった。
普通の牛乳は飲みにくい。元の甘いやつがいい。
「子供たちのために」と思って活動をしているジェイミーもこれには心を打ちのめされます。
早々と食事を終えて教室に帰っていく子供たち。
お皿の上にはジェイミーが朝早くから着て刻んだ新鮮な野菜が大量に残されていました。
その大量の残食の山を次から次へと黒いポリ袋に捨てていくジェイミー。
「それみたことか」と言わんばかりの調理師たち。
ジェイミーは調理師たちに暴言を吐き、調理場を飛び出し、涙を流します。
「どうして?僕は子供たちのために一生懸命やっているのに、なぜうまくいかないんだ…」
想像以上に難航するプロジェクト。
企画の中止も考えられるこの状況をジェイミーはどう切り開いていくのでしょうか。
次回に続きます。
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