その125.ロンドン恋愛編13 | 水谷孝のブログ「つれづれなるままに」

おはようございます!(こんにちは!)

 

いつも僕の拙い文章のブログを楽しんで読んで下さりありがとうございます。

心から感謝いたします。

 

前回からの続きです、、、

 

プライドがとても高く(他の女子に比べたら、超をつけてもいいかもしれません)、しかも僕の日本のレクチャーを頑なに無視した(少々へそ曲がりな?笑)バスク人女子学生〇ラを、神様の意向どおりに(運命のとおりに)確実に僕の恋人にするために、最終的に選んだ作戦は、彼女をビックリさせる作戦でした。(笑)

 

僕の観察によりますと、プライドが高い女性も高くない女性も、面白い共通点があります。

 

それはほとんどの女性が、恋愛のことではいつも心の中で「きらめくような素敵な出会いや、ビックリさせられるような楽しい出来事(予想もしなかったような、心がウキウキしてしまうような出来事)が起こることを願って生きている」ことです。

 

これは洋の東西を問わず一緒です。

 

しかし多くの女性は、心の底では「自分にはきらめくような恋など絶対に起こらない」、「人生なんて毎日が退屈だ」、と思って生きています。

 

これも洋の東西を問わず一緒です。

 

僕は個人的には、「明日何が起こるかなんて誰にもわからない」と思うのですが、、、

 

〇ラが良い例です。

 

彼女は僕が彼女を恋人に選ぶ、などということは夢のまた夢にも思わなかったのです。

 

一日前までは、、、

 

いずれにしてもほとんどの女性が心とは裏腹に、ありきたりな誘いをかけられて、あまり気乗りがしなくても「まあ現実はこんなもんだろう」と思い簡単に妥協してしまうケースがほとんどのように見受けられます。

 

プライドが高い女性は、反対にプライドが高い分「簡単な女と思われたくない」という気持ちが強い分、誘われてもなかなか素直になれないようです。

 

プライドがとても高い〇ラも、その点においては例外ではありませんでした。(何しろクラスのイケメン男たちをみんな振っていましたから、、、笑)

 

僕の恋愛研究によれば、プライドが高い女性たちには、男たちには分かりにくい隠れた別の共通の願いがあります。(これも洋の東西を問わず一緒です)

 

それは例外なく、みんな心の中で「いつか私の高慢ちきなプライドを壊してくれて、しかも絶対に断れないようなシャレた誘い方をしてくれる素敵な男が現れないだろうか」ということを願っている、と言うよりも夢見ているようです。

 

なので〇ラのようにプライドが高すぎるあまり、男に対してハードルを超高くしているような女性でも、僕が彼女の脳内のプライド回路を壊してしまうほどのビックリな誘い方で、しかも断れないような誘い方なら、絶対に成功するはずだ、と僕は思いました。(笑)

 

僕は早速授業中に「〇ラ攻略ビックリ作戦」を練ったのでした、、、(先生の話も聞かずに、そんなことばかり考えているから、落ちこぼれになるんですね。笑)

 

〇ラの脳内のプライド回路が壊れてしまうくらいにビックリさせるためには、一体どんな作戦が良いかを考えているうちに、ふと小学校5年生の終わりに、僕が初恋の女の子に告白した時に使って大成功した「待ち伏せビックリ作戦」のことが思い出されました。

 

あの時、彼女に告白するために、放課後、クラスの誰にも見られないように、急いで学校を飛び出し、一目散に彼女の家まで走って行って、彼女が家まで帰って来るのをひたすら隠れて待ったのです。

 

彼女の姿が遠くに見えた時の心のときめきは今も忘れることはないのですが、内緒で隠れて待っていると、待っている相手が現れた時のときめきとか感激は、普通に待っている時よりももっと強くなるように思えました。(笑)

 

彼女が家の前に着く10mぐらい前に、僕は姿を現したのですが、その時の彼女のビックリした顔は今も忘れることが出来ません。

 

彼女も〇ラのように、プライドが高い女の子だったのですが、僕の顔を見てビックリした瞬間に、彼女の頭の中は混乱して、プライドはどこかに吹き飛んでしまったのでした。

 

そのことを思いだした僕は迷わず、「ヨシッ!〇ラにあの時の「待ち伏せビックリ作戦」を使おう!」と決めたのでした。(笑)

 

しかし全く同じ作戦ではいくら何でも成長がなさすぎるので(笑)、恋愛の達人としましては(笑)、さらにもう一つ絶対に僕の誘いを断れないビックリを加えて「〇ラ攻略ビックリ作戦」とすることにしたのでした。

 

僕が考えた「〇ラ攻略ビックリ作戦」のシナリオを簡単に説明いたしましょう、、、

 

まず第一のビックリは、小学校5年生の時と同じ「待ち伏せ作戦」でした。

 

但し、初恋の時は学校が終わってから、走って先回りをして彼女の家の前で待って、彼女をビックリさせたのですが、今回は〇ラの家の前ではなく、彼女の家の近くのアンダーグラウンドの駅まで先回りして、駅の改札口に続く長いエスカレーターを降り切ったところで彼女を待ち伏せしてビックリさせることにしました。

 

僕が書いたシナリオは次のとおりです、、、

 

まずクラスが終わったら(クラスの時間は、当時先生の都合で午前ではなく、午後の2時半から4時半に変更されていました)、〇ラよりも先に学校を飛び出して、〇ラが帰る時にいつも乗っているアンダーグラウンドに〇ラよりも1本先に乗って、〇ラが下車する駅のながーいエスカレーター(〇ラが毎日乗り降りしていた駅には、ものすごーく長いエスカレーターがありました)を降り切ったところで、僕が何食わぬ顔をして立っている、、、

 

すると、、、

 

○ラはアンダーグラウンドの駅の長いエスカレーターを、いつものようにボーッとして退屈そうな顔をして(笑)降りて来ます。

 

エスカレーターを降り切ったところで、いきなり予想もしなかった僕の姿を見つけるのです、、、これがまず第一のビックリのシナリオです。

 

〇ラは、僕がいつも6名の女子学生たちと個別にお茶飲みデートを楽しんでいるのを見ていましたから、その日も僕が誰か他の女の子とお茶飲みデートをしている、と100%思い込んでいるはずで、まさかその僕が〇ラが下車する駅のエスカレーターの下に立っているなんてことは、夢の夢にも思わないはずですから、実際にそこに立っている僕を見たら、ただただビックリして一瞬頭のプライドの回路が混乱してしまい(初恋の彼女のプライド回路が混乱したように、、、)、回路が回復するまでしばらくは何も考えられないはずだ、というのが僕の読みでした。

 

次に「〇ラ攻略ビックリ作戦」に用意された第二のビックリは、第一のビックリで○ラの頭の回路が混乱している隙に乗じて(笑)、一方的に翌日のデートに誘って、〇ラが頭の中を整理して、僕が言ったことを理解しようとしている隙に「それじゃあ明日待ってるよ。じゃあね」と言ってすぐに立ち去ってしまう、というビックリ作戦です。

 

つまりこの作戦は、早い話しが〇ラをビックリさせて頭の中のプライドの回路をしばらく混乱させて、その混乱に乗じてデートに誘い、そして僕の誘いに対して考える時間を与えずに立ち去ってしまう(有無を言わせず、、、)、という作戦です。(笑)

 

よく考えれば僕が考えた作戦は、相手に考える余裕も、答える機会も全く与えずに立ち去ってしまう、と言う少々卑怯な作戦ですが(笑)、どんな作戦であれ、〇ラが僕の恋人になった暁に彼女自身が良かったと思えれば、結果オーライだと思いました。(笑)

 

〇ラは自分一人だけが僕の日本のレクチャーを無視していたこともあって、たぶん7名の女子たちの中で、自分だけが僕から嫌われていると思っていたようです。(僕がそんな小さなことを気にするような男じゃない、ということを〇ラは知りませんでしたから、、、笑)

 

と言う理由から、僕からの突然のデートの誘いは、〇ラにとっては間違いなく新鮮度120%、ビックリ度120%のはずですから、変なプライドなど捨てて自分に素直になって、僕が指定した場所、指定した時間に〇ラは絶対に来ると思いました。

 

頭の中で「〇ラ攻略ビックリ作戦」のシナリオを書き終わり、「ヨシっ!この作戦なら成功は間違いない!」と思ったら何だかとてもホットしてしまいました。

 

と言うことで、「決めたら即行動」がモットーの僕はその日の授業が終わり次第「〇ラ攻略ビックリ作戦」を実行することにしたのでした。

 

続きは次回のお楽しみに、、、

 

それでは又来週の金曜日にお会いしましょう!

 

みなさんお元気で!

 

スペインのイルンより心を込めて、、、水谷孝