おはようございます!

minne で布貼り扇子を販売しています、mizutamary の ai です。

東北宮城県のこちらでは、
昨日の雨と変わって、どんどん明るい光が部屋の中に届いてきて、ぽかぽか気分です(まだ暖房なしではさむいので、あくまで気分です)。

そんな天気のおかげで、気持ち良く、扇子作りを始められました。

今日は、布を貼り付ける前の扇子骨の状態チェックから始めています。

扇子の綺麗な形を支えてくれる、大事な扇子骨。

扇子骨は出来上がったものを仕入れているのですが、
どうしても中には、ささくれのように切れ端が残っていたり、
デコボコとがたついたりしているものが含まれていることがあります。

扇子は、直接手に取って使うもの。
そしてお顔に近づけます。
大事なお顔や手に少しでもキズがついては大変ですので、
準備段階での骨のチェックは欠かせません。




こちらの○で囲んだ部分、
向かって左側がガタガタしています。
私が作っているものは片面布貼りの扇子なので、
裏側は骨がむきだしになります。
そのため、扇子を広げた時に直接触れる可能性のある部分です。

1mmもないガタツキでも、柔らかく繊細な女性の手を傷つける可能性のあるものは、
スルッとなめらかになるよう、紙やすりで丁寧に磨きます。
磨き過ぎると、骨が細くなってしまうので、ゆっくり、状態を見ながら優しく磨きます。



磨き処理が終わった写真です。
これで安心して扇子骨として使えます。


扇子作りを始めた頃は、上の写真のような状態の骨も、処分の判断をしていました。
「使う」か「捨てる」か、の判断しか出来なかったんです。

材料に対して、神経質に細かいところまでチェックするところは、これからも続けていきたいと思いますが、
以前のやり方ではたくさんの骨を見捨てることになります。

今は、「ひと手間加えれば問題なく安心して使える」という判断基準も追加して、「捨てる」ものが減りました。

また、「捨てる」判断になったものも、試作品に使って、一役してもらってから処分するようにしています。

以前捨てられたたくさんの骨たちは、何のために生まれてきたのかと思ったでしょうね。

自然が好きで環境問題に関心のある自分が出来ること、
「無駄にゴミを増やさない」
ハンドメイド活動の中でも、常に考えて行動していきたいと思います。


扇子骨ひとつひとつも安心してお使い頂けるmizutamaryの扇子は、minne にて販売中です。
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今日も最後までお読み頂き、どうもありがとうございました。
週の真ん中、あまり疲れないように休憩の時間も取りながら、お過ごし下さいね。

mizutamary ai