10か月ぶりのブログ投稿になります。

何故ブログを投稿しなかったのか...一度夢を追うことを諦めてしまった私にはこのブログを書き続けることに意味は無いと思ったからです。

でも、私は今こうしてブログを書いています。夢を追うことを最後は諦めなかったから。


でもそれは1人では絶対に無理でした。私が今夢を追い続けることができているのは...



 

私にはずっと夢がありました。おそらく二年前の今の時期に抱いた夢

 

青山学院大学に行きたい

 

偏差値27の私が抱いた夢はそんなものでした。一般受験では到底無理であろうと判断した私は、一度指定校推薦を目指し勉強を始めるのですが、レベルの低い私の高校のクラスの勉強すらも全く追いつけないレベルの学力しか私にはありませんでした。青山学院大学の指定校推薦に必要な評定は4.3。他のMARCHは3.8なのになぜか私の高校は青山学院大学だけ4.3も評定が必要。当時全くと言っていいほど学力がなかった私 1学期の英語で赤点を取るほどの学力の私には到底無理な挑戦で高1の11月に挫折。そこで一般受験を目指すことにしました。そこで個別指導の塾に通うことになるのですが、結局2か月ほどで行かなくなりそのままやめてしまいました。

 

ああ...私に青学なんて絶対無理だ

 

高校二年の誕生日の日、未練がましく青学に向かいそこで見た夢の地をこれきりにしようと私は諦めることにしました。

 

 

かといって、私はこれから先どうしよう...そんな不安が立ち込めたのもこの時期でした。私の通ってる高校は一応進学校なので(倍率1.0倍の中学受験にて入学したので入ることができた高校です。高校からは絶対に入れませんでした)、就職するのは他の高校の子に比べると何も対策してない私には難しいだろうな...専門学校に行くにしても親に学費をだしてもらえないだろうしそもそも専門学校で学びたいことがない...もういっそ高校やめてバイトでもして適当に生きていこうか...(実は夏休みに何回か親に高校を辞めたいと伝えていました)そもそも今私はどれぐらいの学力があるのだろうか?学校で模試を受けてないわけではないけど全部寝てるから本気で受けた時の学力がわからなかった私は、本当に大学受験を諦めるという意味でも覚悟を決めるために去年の10月、大手予備校の模試を受けてみることにしました。

申し込んだ翌日電話がかかってきました

 

「受験票を取りにきてほしい」

 

と。なんの疑問も持たずに大手予備校という敷居の高さに怖気付きながら、私は大手予備校の門を叩きました。

 

__これが全ての始まりだと知らずに

 

 

受験票を受け取るだけだと思ってたのに、どうやらいろいろと話を聞かされる模様(今考えれば勧誘ってやつですね笑 さすが大手予備校抜かりがない笑)。とはいえ、強引に勧誘されたわけでもないのですが笑

志望大学を聞かれて、「こういう模試を受けに来る人ってたぶん私と違って意識高い人ばっかりなんだろうな,,,」と思った私は青学ですと答えたのですが、なんかことの成り行きで体験授業を受けることになりました。

 

その日の帰り私は泣きました。羨ましかったのです。夢を追って頑張ってる人たちが羨ましくて仕方がなかった。またこうも思いました。ここなら私は変われるかもしれない。

泣いて帰ってきた私に驚き母親がどうした?と聞いてきた流れで「通いたくなってしまった」とそれとなく話してみたのですが、今までのことで信頼がないので当然答えは「NO」。諦めきれない気持ちはありつつも、100%答えは「NO」であろうとわかっていた私にはそれ以上の説得の余地もなくただただ悔しさで唇を噛みしめることしかできませんでした。

 

まあそりゃそうだろうな...私が母親の立場でもこんな娘を予備校に通わせるなんて絶対にしないな 結局夢は諦めろってことか

 

 

そんなある日私は一人の大学生に出会いました。

それが全ての始まり。

 

「体験生だよね?ここ通うの?」

 

初めて見る顔だなと思ったのかそう声を掛けてきた彼。彼はここの予備校でチューターとしてバイトをしてる大学生。

 

「いや、通わないと思う。私自身は通いたいと思っているけど、親に反対されているから」

と答えた私に彼は

「本当にちゃんと親と向き合ったの?」

と。それに対し私は

「どうだろう?中学受験の時も頑張るって言ったのに結局頑張れなかったし、前通ってた塾も二か月で行かなくなったし親に信頼されてないんだよね。それに何より私自身が自分のことを信頼できないから、ちゃんと説得はしてない。それに中高私立だからこれ以上親に迷惑かけるわけにもいかない」

と答えた私に、彼はいろいろ自分の時の経験を話してくれて(当時私に語ってくれたことは私の中で大切にしていることなので割愛)、私をいろいろと説得してくれました。働いてお金をもらっている以上営業トークだろうという思いはどこの誰だかも性格もわからない初対面の人に対してだからもちろんありましたが、彼の言葉は説得は人生の絶望の中にいた私の背中を押すには充分でした。

 

もう一度、私は親にそして何より自分自身に向き合ってみよう

 

それからは何度も何度も親とそして自分自身と向き合い続けました。何度も何度もめげそうになりました。でもそのたびに思い出すのは背中を押してくれた彼のことでした。たった一人の大学生との出会いが私の運命を大きく変えました。

少しずつ母に変化が訪れ、ついには校舎まで足を運んでくれることになりました。そこで校舎長と母と私で話予備校に入ることが決まりました。初めて大手予備校という場に足を踏み入れてから実に二か月近くの時が流れていました。

 

 

結局私は夢を諦めきれなかったのです。今こうして夢を目指し続けることができているのは、校舎長、一人の大学生、そして何より親のおかげです。感謝してもしきれません。

 

 

そしてその彼はというと、今は私の担任の先生です。厳しく𠮟られながらも仲良くやっています笑 出会った頃と何も変わらないどこまでも熱くて優しい素敵な人です。彼がくれたこの世界で私はまっすぐ前を向いて生きていきます。

叶わない夢かもしれない。でも奈落の底にいた私に夢を諦めさせないでくれたこと、これ以上の幸せはないって思うのです。私に出会ってくれてあの時声を掛けてくれて本当にありがとう。

 

 

 

私は最後まで追い続けます、青学に行きたいという夢を!






Thank you for reading my blog!



Twitter:@Ru_nagagumi