私大難化とセンター試験廃止。
歩みは遅いけど、絶対に今やってることは合格に近づいてるから大丈夫。そう信じて頑張っていこう!!
この大学受験の形が大きく変わっていることに、私はどう考え、思っているのか。
私大難化。大きな原因は私が把握してる中では2つある。1つは受験生の安全思考化。1人あたりの滑り止めで受ける大学の数が増えていて、最難関校を目指す人でもMARCHや日東駒専を受けるようになってきていて、そのレベルの人たちにごっぞり合格を持ってかれてしまっている。そしてもう1つに政府の政策。私大の合格者を定員から1.1倍に抑えないと寄付金が支払われないというもので、一般入試の合格者が減ってしまうため必然的に倍率が上がるというもの。挙句の果てにそんな状況下でも入学者を確保しておきたい大学側が推薦枠を増やすために一般合格者が更に減っている。一般で受かる人のレベルが上がっているため一般合格者だけが指標の偏差値もどこも上がって当然だと思う。実際私が見たネット記事に「Fラン大学がFランではなくなる」というものがあった。これに関しては私的には「そうではない」と思いますが💦
そんな状況下で苦労するのは、もちろん政府でも大人でもなく私たち学生。「就職氷河期」と言われたバブル崩壊後の不景気10年間に就職活動を強いられたロスジェネ世代。個人的にはこれの大学バージョンの世代が自分たちなのではないかと思っている。バブル期の好景気に人を雇いすぎて不景気になり人を雇えなくなったロスジェネ世代。都内集中を避けるために私大の合格者を減らしている今の世代。違うって思う人もいるかもしれないけれど、結局どちらも「理不尽」。同じ実力を持っていても生まれた世代によってつける地位が全く違うのだから理不尽としか言いようがない。大人や上の世代の人達の都合で振り回され続けてるこの理不尽と戦わなければならない...
じゃあ、今の私たちは一体何を求められてるのか。正直私が思うのは「文科省」が求める人間になること。私大難化する中で一般なんて道ではなく推薦を勝ち取れって話である。「授業を真面目に聞き、全教科満遍なく勉強をこなし、提出物をきちんと出す、日々の定期考査対策に勤しむ」これが文科省が求める人なのであり、それができるものが勝ち組の称号を手に入れることができる。正直間違ってはいないと思う。でも、高校のレベルによって求められてるその度合いが違うため、入試のように点数化された平等なものではないことは確かである。「偏差値60の学校で評定4.5をとるのと、偏差値70に学校で評定4.5をとる」どちらが難しいか明確であるのに、これが同じ扱いを受けるのだからなかなか世渡りが下手な人間にとっては厳しい現実である。
結局私のような世渡り下手で、賢く生きれなかったものは厳しい私大一般入試の世界で戦っていくしかない。
ただ私大難化とはいえひとつ忘れてはならないのが、結局一般入試は「合格点を取れるか取れないか」それだけであるということ。
2018年は異常に合格最低点が高いが、それを除けば最近の合格最低点も10年近く前の合格最低点も大差がないのが分かる(問題の難易度に関しては考慮なし)。いくら私大難化とはいえ、結局合格点に届くかどうか、それだけである。
私みたいな馬鹿でもそこを徹底していれば、少しは希望を持てるような気がします。
結局「勉強する」それ以外に合格への道はない
歩みは遅いけど、絶対に今やってることは合格に近づいてるから大丈夫。そう信じて頑張っていこう!!
追記更新 2020/3/31
青学は2021年度入試改革で大きく入試形態が変わるので、過去の入学試験データ&過去の入試問題がほとんど参照にならない可能性の方が高い
(2/16の更新記事より)