小学4年生のとき、

 

オトンの仕事の都合で

 

僕ら家族は岸和田から奈良県に引っ越しました。

 

奈良でも少年野球を続け、レギュラーとなっていました。

 

そして中学に入ってからは部活も野球部でした。

 

オトンからの愛情を一身にうけている気持ちで自信満々

 

僕はヤンチャなリーダー格

 

小・中・高

 

結構なやりたい放題でした。

 

どんなけ喧嘩をしたことか

 

どんなけ悪さをしたことか。

 

でも、できるだけ親にはバレたくない。

 

ひたすらに愛情を注いでくれるオトンを

 

裏切ることはできない!

 

と思っていました。(⇦発想間違ってるけどね)

 

でも学校から、そして友だちん家の親から

 

連絡が来るんですねー

 

来ちゃうんですねー

 

かなりの回数オトンが謝りに行ってくれました。

 

実はバレてたんです。

 

好き放題にやってることも

 

かなりのヤンチャクレなことも

 

かなり気ままなことをしていることも。

 

ハハハハハハハハ

 

そりゃそうやんな。

 

でもまあオトンにしてみれば

 

小2の時に草むらで

 

必死にボールを追いかけるかわいい良明な訳で

 

結局、許されていきました。

 

僕は調子に乗っていました。

 

 

 

16歳の時、友だちの単車を借りて帰宅しました。

 

その一回をオトンに見つかりました。

 

そんな高価なもんを借りたらあかん。

 

オトンは

 

「単車が欲しいんやったらお父さんが買うたる。

 

他人のに乗るな!自分のに乗れ!」

 

ってなったんです。

 

高価な単車を借りて帰ったら

 

真面目なオトンは買ってくれるんちゃうかなー

 

と優しさにつけ込んで

 

この展開を狙っていた気がします。

 

 

 

 

単車を買ってもらいました。

 

でもここで大きいのが

 

僕ん家は、お金持ちではないってこと。

 

ただただ日々節約をして貯めたお金で

 

単車を買ってくれたということなんです。

 

僕の周りには暴走族まがいのような

 

友だちもいました。

 

でもオトンが

 

自分の小遣いを遣わず

 

いろいろ切り詰めて作ったお金で

 

無理して買ってくれた単車で悪いことはできません。

 

僕自身は暴走族ではありませんでした。

 

でも単車を持ってる友だち達は

 

しょっちゅう家に来てました。

 

 

 

 

 

つづく