*デコパージュの基本「カラーグランド」*
「デコパージュ」は紙の好きな部分を切り抜いて、さまざまな土台に貼り付けて飾り付ける工芸です。
そのデコパージュのテクニックの中でもっとも基本的な「カラーグランド」のやり方で、木のかごのフタにペーパーナプキンを
デコパージュしました。
「カラーグランド」はデコパージュする土台を単色の絵の具で塗り、その上に、切り抜いた紙の絵やイラストを貼り付けるやり方です。
~材料~ ・木製品(どんな素材でもいいのですが、木製品にデコパージュすることが多いようです。)
・貼り付けたい紙
(薄くて裏が白くて、切り抜きやすい、複雑でない絵柄の紙が良いです。
紙ナプキンはとても薄いのでデコパージュにもよく使われます。)
・シーラー(ジョソーニャのオールパーパスシーラーを使用。)
・アクリル絵の具(セラムコートを使用)
・水性ニス(ジョソーニャのグロス・バーニッシュを使用)
・サンドペーパー(とりあえず#240~#320のが1枚あればOK。)
・ボンド ・はさみ ・筆
このほか、ペーパーパレットやラップフィルムなども使いました。
~作り方~1.デコパージュしたい部分に#240~
#320程度のサンドペーパーをかけて、表面を滑らかにします。2.シーラーを塗ります。シーラーは木のヤニを抑え、絵の具の定着をよくします。フタの下のかごは塗料が付かないよう、ラップでくるんであります。3.素材に地の色になるアクリル絵の具を塗ります。アクリル絵の具はメーカーに
よって濃度が違うようなのですが、原液のままで塗りました。4.用意した紙の好きな部分を切り抜きます。紙ナプキンは、2~3枚重ねになってるので、いちばん上の紙以外を剥がして取り除きます。
※普通の紙をデコパージュする場合は紙にシーラーを1回塗ってから切り抜きます。
紙ナプキンはベチャベチャになってしまい、シーラーは塗れませんでした。
5.絵の具が乾いてから、フタに切り取った紙をのせて、デザインを考えます。6.素材にボンドをつけて、ヘラなどで薄くのばします。切り抜いた紙が大きいときは、紙の方にボンドを塗りますが、小さくて細かい紙を貼るときは土台の方にボンドを塗ります
7.ペーパーパレットやクッキングシートなどのツルツルした方を下にしてかぶ
せ、指でこすってしっかり貼り付けます。
8.貼り付けるともう直せないので、慎重にプリントを置きます。9.ニス(グロスバーニッシュ)を縦横に薄く塗ります。(厚塗り厳禁)
5~6回塗り重ねますが、ニスが乾くまでに15~30分くらいかかります。
前のニスが完全に乾いてから次のニスを塗ります。
10.ニスが完全に乾かないうちに重ね塗りすると、こんな風にみにくいヒビ割れが・・・。11.ニスを5回塗ったところ。紙ナプキンはとても薄いので、3~4回でもいいと思います。※デコパージュのニス塗りは、ツヤを出す目的のほか、貼った紙の段差をなくすために塗ります。
そのため、普通のツヤ出しなら2~3回塗ればいいところを、何回もニスを塗ります。12.フタの裏側もアクリル絵の具をニスを1回塗りました。13.できあがり。※・・・・ですが、本格的なデコパージュではこの後、#800くらいの耐水サンドペーパーで軽くウェット・サンディング(水を付けて磨く)し、さらに10回以上ニスを塗ります。
そして、目の細かい#1000~の耐水サンドペーパーやスチールウールでウェット・サンディング(水で濡らしてサンドペーパーをかける)してツルツル・ピカピカに仕上げます
わたしは、ニスを20~30回も塗るのが大変なのと完全に乾くのを待つのに非常に時間がかかるので、ウェット・サンディングは省きました~
参考文献:この作り方は、これらの書籍等を参考にしました。
「おしゃれな装飾はり絵デコパージュ」(平本節子著)
「花のデコパージュ」(平本節子著)
「はじめてのデコパージュ」(堀ひろみ著)
「デコパージュ&エッグアート」
「トールペイントQ&A PART2」(ペイントクラフト特別編集)
