中央教育審議会の「質の高い教師の確保特別部会」は、教職の調整額(時間外労働を見据えた給与増額)などを検討していますが、議論の中で、小学校中学年の教科担任制が俎上に上ったことがわかりました。

 

小学校の教科担任制は、現状では高学年、教科では外国語(英語)・算数・理科・体育の専科指導が推進されていますが、これを中学年にも拡大していこうということです。小学校では担任が受け持つ授業が多いため、働き方改革の一環として提案されたものです。

 

ただし、国が持ちコマ数の上限を設定・制限することについては慎重だということですが、こちらについても具体的な措置をとるべきと考えます。