文部科学省は、2025年度4月から使用される中学校教科書の検定結果を公表しました。合格した教科書は計100点で、これらの教科書のうち97点に動画や音声などのデジタル教材に誘導するQRコードが掲載されているということです。特に外国語(英語)については、現行版と比べて掲載料が6割以上増えています。

 

既に、小学校の新しい教科書が今月から使用されますが、こちらもQRコードが満載、あわせて、ワークテストなどの副教材にもQRコードが掲載されています。

 

小学校の教科書採択は終了しているわけですが、採択にあたってQRコードの掲載量(デジタル教材の掲載量とも言えます)が判断基準の一つになる場合もあり、教科書会社や教材会社の戦略にも大きく関わってきています。