新型コロナウイルスが5類になり、マスクについても任意、通常の活動が進む中、河合塾と朝日新聞が全国の大学対象の共同調査が行われました。

 

調査によると、コロナ禍の影響が残る点については「学生のメンタル面」が68%と最も高く、次いで「経済状態」「交流」続きました。メンタル面では、「友人ができない」「グループワークが苦手」などが多いということです。

 

対面授業については、「怖い」「つらい」という学生もいるということです。約3年間オンライン授業が日常になっていますので、学生によっては大学入学以来初めての対面授業、周りにもたくさんの受講生がいるわけで、それについてのプレッシャーがあるのでしょう。確かに、オンライン授業では、周りを気にすることなく学習できるわけですが、対面ではそうは行きません。発達障害等がある学生には、オンライン授業を経験したことで、特に対面授業についての不安が強くあるということです。