ゼレンスキー大統領の参加という衝撃的なできごとで終えたG7会合ですが、それに先立って、G7の教育相(教育大臣)会合が行われています。

 

教育相会合は石川県金沢市で行われ、「富山・金沢宣言」が採択されています。「宣言」の柱として、「コロナ禍やウクライナ侵略で停滞した国際的な人的交流の促進」「ウクライナも含め危機的状況にある子供(特に女子)や学生が質の高い教育にアクセスできるような取組」「生成AIを含めた近年のデジタル技術の急速な発達が教育に与える正負の影響の認識」が挙げられています。その上で、「人への投資の重要性を認識し、G7においてハイレベルな政策対話の継続」と「ウェルビーイングの考え方の確認」が共有されました。

 

今様々な報告や場面で取り上げられる「ウェルビーイング」が国際的にも認知され、教育の役割のキーワードとなっています。