こんばんは

絶賛中間試験パレード真っ最中のみずりんごです。

 

今回は獣医学生の勉強法について書きます。

 

 




 

さて、その前に質問です




 

獣医学生の勉強って何をイメージしますか?








 

「動物について勉強するんでしょ?」

 

 

 

大まかにまとめるとその通りです。



 

しかし獣医師になるためにはコアカリキュラムというものがあり、勉強内容はもっと細かく細分化されています。

 

 



 

6年間の大体の流れとしては

 




 

1年生 一般教養がメイン、大学によっては専門科目の中でも基礎的な科目(解剖学とか生理学とか)がある


2年生 基礎系をやりつつ感染病理系の科目


3年生、4年生 ここら辺で研究室に配属される大学が多い。公衆衛生系の科目や臨床系科目の座学がメイン


5年生 共用試験(CBTとOSCE)に合格してから参加型臨床実習(クリニカルローテーション)をしながら研究室で研究する


6年生 研究室で研究しながら国家試験に向けて勉強

 

 



という感じです。



 

これは私の大学のカリキュラムを参考に書いたので、各大学で多少のちがいはあると思います。

 

研究室配属とかについて書くと長くなりそうなのでそれはまた別の記事で書きます。

 

 






 

私は現在2年生で高学年のことはまだよく分からないので1、2年生で行う科目の勉強法をお伝えします。

 

 

1,2年生の低学年で学ぶ科目は主に生体機能分野といい、動物の正常な体について学びます。

 



解剖学…動物の体の大まかな構造(器官)について学ぶ。骨や筋肉、各臓器、血管、神経とかの位置や役割を勉強します。


組織学…解剖学からさらに踏み込んで器官の構造について学ぶ。器官とは細胞や組織が集まったものが機能をもって動くものってイメージです。


生理学…身体の中で何が起こっているのか学ぶ。器官がどのように働くのか機序について学ぶ。ホルモンとか呼吸とか


生化学…細胞の分子レベルで何が起こっているのか学ぶ。遺伝子とか


核医学…放射線の性質や作用について学ぶ


薬理学…薬の性質や作用について学ぶ

 

 




これがさらに細かく分けられ、学ぶ内容はとてもたくさんあります。(生理学と言っても生理学総論、生理学各論、栄養生理学etc...)



 

個人的には生理学と生化学の違いはよく分からないですが、理解し覚えなくてはならないことがたくさんあります。




 

 

これらの科目の勉強はひたすら理解し、暗記するしかないです。





 

それは分かってるけどなかなか覚えられない、どうすれば理解し暗記できるのか?という獣医学生も多いと思います

 

 

 

 

 

ここからが本題です

 

 

 

と、その前に

 

 

 

 

大学でもっといい成績(100点満点で95点とか)取りたい!そのための勉強法が知りたいという優秀で向上心が強い方にとってここから先はほぼ価値の無い内容となっています。

 


 



私は「何が何でも単位が取れればそれでよし。評価は気にしないし、再試に引っかかる常連」という感じでかなり劣等生の部類です。



成績が悪すぎて、成績表が届いた親からは「留年しなければもう何でもいいよ、、、単位落とさないように頑張って6年間ストレートできっちり国家試験に受かってね…」と呆れた雰囲気で言われました。

 



 

そのため優秀な方はこのブログを見るより大学の先生に質問・相談し、もっといい成績を目指すのがいいと思います・・・。

 

 

 

 

 




 

 

 

では話を戻します

 

 

私は受験では理科の選択科目を化学メインにしており、浪人時は第2科目を物理にするくらいには生物は得意ではないです。

 

しかし獣医学科は高校生物は知っていて当たり前という感じでどんどん授業が進んでいきます。

 

獣医学科を目指しているけど高校生物がよく分からない、勉強していないという方は獣医学科に合格してからでいいので絶対に生物の勉強をしてください。生理学とか高校生物の範囲がかなり被っています。



もちろん化学や物理の知識も必要なので、化学物理選択だった!と嘆く必要はないです。そのうち役に立ちます。

 



 

私は1年生後期に行われた生理学総論と生化学、さらに2年生前期の生理学各論Bの単位を落として再履修が決定しています…(生理学総論は2年生前期の再履修で無事に単位修得しました)

そのため2年生の夏休みに高校生物を1から復習し直しましたが、やっぱり生物の知識は大事だと実感しました。

 

 

 



 

生物の知識があるという前提での勉強法ですが、私の場合は

 

 

 

ひたすらレジュメの内容をノートに書いて理解してなくても覚え、過去問や対策問題、小テストなどを解く。過去問を解いている中で分からないものがあったら教科書や参考書を見て理解する。

 

 

 

という方法で勉強しています。


 

いきなり教科書を見たって文字ばかりでやる気が失せるし、とりあえず理解していなくてもひたすらレジュメの内容をノートに書きなぐります。


1回見るだけで理解するとか私には向いておらずできないので、理解していなくてもとりあえず手を動かし何度もアウトプットします。

 



まとめノートなどは理解していないと作れないものなので、理解していない時点では無理に作ろうとせずとりあえず汚い字でもいいからたくさんアウトプットするというのに重点を置いています。

 


一目見たらわかるような丁寧なまとめノートは余裕があれば作ろうとは思いますが、いつも余裕がなく勉強はだいたいノートにざっくばらんに書きなぐって過去問を解き、参考書などを見るのが毎回テスト前恒例になっていますね…。

 



図がメインのものでは図を特徴を自分なりに書いたり図を見ながら声を出してノートに書いていくことでどんどんインプットとアウトプットをし、覚えていきます。

 

 

アウトプットしながら過去問を解いているとそのうちなんとなく部分部分が繋がっていき、教科書や参考書に書いてある内容が分かるようになって、最終的に実習とかで「あれはこういう事だったのか」と全体像が把握できるようになります。

 


 

 とにかく何度もインプットとアウトプットを繰り返し、数打って覚えるという勉強方法を行っています。




↓こんな感じで勉強ノートはけっこう汚いです📓








 

勉強に使うもの

 

パソコンのExcelで表などを作って勉強することもありますが、私は基本的にノートとシャーペン1つだけで勉強することが多いです。


 

ノートは7㎜架線のドットいりで私が書きやすいもの、シャーペンはデルガードorクルトガの5㎜で私のお気に入りのキャラクターのものを愛用しています。


 

ノートは自分にとって書きやすいものを使うことは効率アップに繋がり、好きなキャラクターの文房具は疲れた時に癒しとなってモチベーションを保っています。

たかがシャーペンですが、好きなキャラクターのものは気分をあげるのに最適です!














私の試験前の専門科目の勉強法はこんな感じです。


勉強法は人それぞれ向いてるものが違うので何が良いとは一概には言えませんが、参考になれば幸いです‼️





獣医学生の皆さんはおそらく今は中間試験の真っ只中だと思うので、お互い頑張りましょう!!







長々としたブログに最後までお付き合いいただきありがとうございます😊



では今回はここら辺でさよなら👋