スタメンは知念が舩橋に替わったくらい、神戸戦よりはパスを繋いで戦えるだろうという読みなのかな。
京都はエリアスが欠場、ここに合わせて復帰してくるという噂もあったが無理はさせられなかったのか。
試合は京都ペースで進む。
舩橋を入れた意味はほとんどないくらい京都のプレスに押されて苦し紛れのロングボールを前に蹴るばかり、かといって無理に繋ごうとしたらそれこそ危険だっただろう![]()
京都の方は濃野と原のマッチアップのところで優位に立っていた印象、そこに須貝やマルコ・トゥーリオが絡んできてチャンスを作られていた。
18分、21分と平戸に立て続けに決定機が訪れるが、普通のシュートでは早川がゴールを割られる感じはなかったな。
しかし、前半36分、やはり鹿島の右サイドから崩されてマルコ・トゥーリオが決定的シュート、ブロックに入った三竿に当たりコースが変わったのか早川が逆を突かれる形で決まってしまう、0-1![]()
早く追いつきたい鹿島、前半41分、43分に植田がロングスローを試みるもあまり効果がない、そもそもターゲットになってくれた方がいいんじゃないか植田は。
ハーフタイム明け、舩橋に替えて知念。
後半に入ると鹿島優勢の流れが続く。
むしろスタートは知念で消耗戦をやって、この時間帯に舩橋を投入した方が効果的だったのだろうな。
舩橋が下がったことでセットプレーのキッカーもいなくて、チャヴリッチやエウベルが蹴っていたが、この二人より濃野あたりののがまだ上手いのではなんて思う。
後半27分、レオセアラ、エウベルに替えて、田川、松村。
京都も選手を替えて守備時は5バックにしてサイドを封鎖にかかる。
後半30分、押されていた京都がワンチャンス、マルコ・トゥーリオの決定的なシュート、これを植田がナイスブロック、決まってたら勝負は決まっていたことでしょう。
5バックで守られて攻めあぐねる鹿島は、後半36分、三竿、チャヴリッチに替えて荒木、徳田。
後半42分、松村のパスで徳田が決定機、しかし、シュートはDFにブロックされてしまう。
アディショナルタイムにも徳田がエリア内で反転シュート、これもDFがブロック、横でフリーの三竿がいたが見えなかったか。
このまま負けてしまうのかと思われたアディショナルタイムも表示の6分まであと少しというところ、松村のクロスに鈴木優磨の執念の右足が届いて奇跡的な同点ゴール、1-1![]()
試合はこのまま終了、まさに終了間際の値千金の同点ゴールだった![]()
他会場では柏が横浜FCに勝ったため、勝ち点差はわずか1に![]()
神戸、京都とのアウェー連戦は元から最悪引き分けもありと思っていたので問題は次から。
ヴェルディの残留が決まり、横浜FCとマリノスの差が勝ち点5差まで開いたのは鹿島にとってはいい展開なのではないかな。