スタメンは神戸戦と同じ、現状のベストメンバー。
サブは怪我のミロサヴリェヴィッチが柴崎に替わったくらいでこちらもだいぶ固定に近くなってる。
試合は鹿島がいいリズムで始まる、開始1分、師岡のトラップが流れたところを名古がシュート、しかし枠の外。
前半3分、師岡のドリブルからのシュートをDFがブロック、こぼれを鈴木がシュートに行くが枠の外。
前半16分、仲間の折り返しを鈴木がシュート、フリーだったが少しパスが後ろ気味だったか枠の外。
その後は何となく押してはいるけどシュートに至らないなという時間が続き、やっと前半33分、濃野のミドルシュート、GKの正面だったが、きっちり枠に飛ばすあたり大したもの。
しかし、そこからの札幌の素早い攻めからのループシュートには肝を冷やした
枠の外に外れてくれたのは助かった。
このままスコアレスで前半が終わってしまうのかなって雰囲気もあった前半40分、師岡のラストパスをエリア内で受けた名古がDFをかわしてシュート、これはGKに止められてしまうが、こぼれをもう一度シュート、今度は決まって鹿島が先制、1-0
1-0で後半へ。
後半10分、前線からのプレスでGKのミスキックを誘発、名古がこれをトラップから狙い澄ましたロングシュートを決めて2-0
札幌のグダグダ感を見てると、これでまあ勝てそうだという感じはした、ヴェルディ戦みたいなことがあるから気をつけなくてはいけないのだけど
ここで師岡に替えてチャヴリッチ投入、名古が右SHに。
後半15分、チャヴリッチの強引なドリブル突破からの折り返しを鈴木がシュート、しかし、枠の外。
後半16分、チャヴリッチのクロスを鈴木が頭で落として仲間が走り込むがわずかに届かず。
後半25分、名古、仲間に替えて樋口、柴崎、今度はチャヴリッチが左サイドへ。
注目の柴崎、後半27分、安西へ糸を引くようなスルーパス、多くの選手がパスの質が違うというのはこういうのをいうのだろう。
後半33分、柴崎の折り返しをチャヴリッチがシュート、枠の外ではあったが難しい体勢でよくあんないいシュートを撃つものだ。
後半36分、凡ミスからピンチを迎えるものの、札幌の選手の攻撃の質の低さに助けられて切り抜ける。
後半42分、樋口のCKをニアでチャヴリッチが合わせてゴール、3-0
これで完全に勝負あり。
アディショナルタイムには濃野、鈴木に代えて須貝、松村。
完全にカード累積による出場停止は避けたいっていう意図が感じられた。
この後スコアは動かずに終了。
とにかくアウェーでも勝ち点3が欲しい試合であったが、得失点差も加算することができて、余計なカードももらわず、あの町田戦から中二日ということを考えると、これ以上望むのは罰が当たるってくらいの結果だった。
対戦相手の札幌は大丈夫か?って思うくらい低調だった。
対戦時の鹿島の状態はそれぞれ違ってはいるが、残留争いしてる湘南や京都と比べてもだいぶ落ちるなという印象だった。