前節からスタメン、サブともに変更無し。
試合は前半5分、早川がハイボールをこぼしてシュートを浴びるが関川がナイスクリア
その後は両チームとも手堅い試合運び、鹿島も神戸もハイプレスにはいかない、行ったら交わされて一気に数的不利に陥る可能性があるので慎重にというところか、昨年の鹿島だったら多分ハイプレス行けば繋ごうとしてミスするか、適当にクリアして相手にボールを渡していただろうが、今年は簡単じゃないぞって神戸に思われてるんだろうかね。
しかし、前半28分、関川のミスでボールを失ってピンチを迎えるが事なきを得る。
ここからDFがややバタつく感があり、神戸も圧力を一瞬強める。
前半33分、自陣エリア手前あたりで武藤にパスカットされシュートを撃たれるが佐野がブロックしてCK、そのCKから佐々木のシュートは早川の正面。
ここで鹿島が落ち着きを取り戻す。
前半アディショナルタイム、CKからニアで関川のヘッド、しかし、枠の外
前半はスコアレスで終了。
拮抗した展開、選手交代なく後半へ。
後半8分、関川との競り合いで武藤にイエローカード。
最初見たときはひどい肘打ちだと思ったが、スローで見ると柏戦の2発に比べたら大したことないかとも
後半13分、神戸のCKのこぼれ球、山口のボレーが枠の外。
そうそう入るものではないのだが、山口蛍だけにヒヤッとさせられた。
後半27分、鹿島のカウンターを武藤がプロフェッショナルファールで止める。
ファール自体は怪我させるような悪質なものではなかったが、カウンターの流れを完全に寸断するものではあったのでカードが出ても不思議ではなかった。
2枚目のイエローで退場だったら試合の流れはまた全然違うものになったのだろう。
後半29分、師岡に替えてチャヴリッチ、ホームだし、勝ち点3差で追う立場なら勝ちに行く交代は当然だ。
その上で名古、仲間、師岡の3枚のうち誰に替えるかが問題だった。
守備のバランス、強度を崩さず、チャヴリッチという攻撃の切り札を投入するためには師岡だったということでしょう。
後半36分、スローインの流れから鈴木優磨のスルーパス、これで完全にラインの裏を取った名古がGKと1対1、角度はそれほどない中シュート、これをGKが弾くとそこに濃野がフリーで走り込み冷静にシュートを決めきって待望の先制点、1-0
後半40分、名古に代えて樋口。
後半42分、仲間のダイビングヘッドをDFブロック、こぼれを佐野が走り込んでのミドル、枠に飛んでいたが神戸の選手が見事なブロック
もう1点取れれば楽になったところだが、毎試合そう旨く行くものでもない。
アディショナルタイムは時間も上手く使いつつ耐える時間、最後は神戸のロングスルーからのCKを凌ぎきっての勝利
広島、神戸相手にがっちり正攻法で組み合って競り勝ったというのは自信になる
アディショナルタイムに膝を押さえながら担架に乗せられ、ミロサヴリェヴィッチと交代した知念の状態は不安ではありますが
水曜日のルヴァンカップ町田戦は、さすがにかなりメンバー変更をして臨まないと主力選手が持たないかも。
それでルヴァンカップを落とすことになるなら、そもそも複数のタイトルを追いかけるだけの選手層ではないって思う。
ルヴァンの後は中二日で北海道ですからね