消耗戦となったルヴァン杯から中二日の今日の試合、チャヴリッチと藤井は休養十分でスタメンだったが、他は疲れが残っていても不思議ではなかった。
名古のベンチ入りは明るい材料ではあったが、DFラインの代わりの効かなさ加減は深刻なものがある。
試合は開始から両チームが攻め合う展開に。
前半8分に鳥栖が決定機を外すと今度は鹿島の攻撃。
前半11分、鈴木のクロスをチャヴリッチが落として濃野がシュート、これがGKの手を弾いて決まり、鹿島が先制、1-0
ここから鳥栖の猛攻、富樫の決定的シュートを早川がスーパーセーブ、さらにCKからのキム・テヒョンのヘッドもスーパーセーブというかミラクルセーブ
さらにはチャヴリッチのクリアミスが安西の手に当たってPKを与えてしまうが、マルセロ・ヒアンのPKをも止める。
このまま勝っていれば早川がマンオブザマッチってくらいの活躍であった。
ところが前半30分、手塚のミドルが河原に当たりコースが変わるラッキーな形で鳥栖に同点ゴールが生まれる、1-1
さらにアディショナルタイムのCKからマルセロ・ヒアンにヘッドを決められて1-2
この失点は時間帯が悪くダメージが大きかった。
ハーフタイム明け樋口に替えて師岡投入、鈴木、チャヴリッチの2トップのようになる。
しかし、こうなるとキッカーどうするのって問題が出てきますね
ポポヴィッチってあんまりキッカーを重視してない感じはあるんだが、キッカーの質が試合の勝敗に大きく影響を及ぼすと思うのでこれでいいのだろうか?
鳥栖2:1鹿島くらいの決定機があったが、双方に追加点なく、後半25分、チャヴリッチ、知念に替えて名古、ミロサヴリェヴィッチ。
ここでチャヴリッチ下げるのって感じ
もしかしてルヴァン杯は温存じゃなくて、コンディション的に使えなかったとか?今日は何とか間に合わせたとか?
キッカーとして名古が入るのはいいとして、1点負けてるチームの交代策としてはこれでいいの?って言いたいものがあったな。
後半35分、横山のドリブルで鹿島の右サイドが完全に崩されての折り返し、マルセロ・ヒアンにシュートを決められて1-3
それでも、後半37分、VARで相手のハンドが見つかりPKをもらい、鈴木優磨がきっちり決めて再び1点差、2-3
ところが意気上がったのもつかの間、今度は鹿島の左サイドが崩されて福田のゴールで失点、2-4
終盤は攻勢を掛けるものの、1点差ならともかく2点差では・・・
結局その後スコアは動かず。
アウェー戦はひどい成績だな、ホームでしぶとく勝って勝ち点を積んではいるが。
走行距離を見ても日程の不利はあったんだろうとは思う、しかし、それだけでこの負け方はないだろう。
守り方の修正は必要となるでしょうね