沖がスタメンでクォン・スンテがベンチ、この辺は来シーズンを見据えたものなのか、次の天皇杯でクォン・スンテがスタメンだったらリーグより天皇杯を重視ってことでやったのかもしれませんが。
怪我から復帰した荒木がベンチ入り、エヴェラウドもベンチスタート。
試合は前半16分、樋口のクロスをカイキがヘッドで決めて鹿島が先制、1-0
その後も前線からのプレスがはまって優位に試合を進めると、前半27分、沖のロングフィードをカイキが競り勝って鈴木に繋ぎ、リターンを受けてミドルシュート、これがGKの手を弾いて決まって、2-0
しかし、前半30分、浦和の細かいパス回しにマークが緩くなり、松尾のシュートが関川の足に当たりコースが変わり決まってしまう、2-1
2点リードの時間帯をもっと長く保ちたいところでしたね。
1点差で迎えた後半、前半の最後の方からプレスがはまらなくなっていたが、後半も変わらず、というよりはあのペースでやっていたら最後まで持たないという判断からいったんセットして守ろうとなったのか。
浦和に主導権を握られて、なかなか攻撃に転じられない苦しい展開。
そして、後半24分、浦和のFK、ニアで岩波にヘッドで合わされて同点に追いつかれてしまう2-2
追いつかれた鹿島は久々登場の荒木など次々と選手を入れ替えて活性化を図ろうとするものの、先発メンバーに比べてだいぶ落ちてしまうなっていう層の薄さを露呈する形となって、決定機らしいものは生み出せず。
逆にアディショナルタイムに明本に決勝ゴールを奪われそうになるが、舩橋がナイスDFで阻止
どうにか引き分けには持ち込んだ。
ホームで2点リードを追いつかれる悔しい試合となってしまいましたが、まだまだ不格好ながらもチームは変わっていく気配を見せている。
しかし、まだまだ全然時間が足りない。
サポーターも根気強く付き合っていく覚悟が必要だろうね