鹿島の2019年の公式戦初戦は、いきなり絶対負けが許されないACLプレーオフ
先発には正GKクォン・スンテが戻ってきた
水戸戦では怪我で出場できなかった伊藤翔がセルジーニョと2トップ、ルーキーの名古がベンチ入り。
試合開始から鹿島の出足がいい
決して足元の上手くない相手に対して、高い位置からどんどんプレッシャーをかけ、いきなりセルジーニョのシュートがサイドネットに当たり外れる。
その後、いったん相手が落ち着きだしたところの前半17分、CKからDFのクリアを安部がワンタッチで叩いてフリーのレオシルバがミドルシュート、シュートはあまり威力が無かったが、前にいたセルジーニョがヒールでコースを変え、GKが手に当ててポストに当たりこぼれたところを伊藤翔が押し込んで鹿島が先制、1-0
幸先よく先制したものの、前半24分、相手のパス回しに対して対応が甘く、フリーでのバルガスのシュートがチョン・スンヒョンの足に当たりコースが変わって決まってしまう、1-1
コースが変わってしまったところは不運なところもありましたが、その前の守備の対応はちょっと反省しないと。
これで再び火が点いた鹿島の攻撃。
前半27分、安西のクロスを伊藤翔がフリーで胸トラップからのシュート、決定的だったがGKに止められてしまう。
前半28分にも、レオシルバのパスからゴール前至近距離で山本が決定的シュートを放つがまたもGKのスーパーセーブに遭って決められない
それでも、前半32分、安西のクロスを巧みなステップでDFを外した山本がフリーでヘッドを決めて2-1
1点リードで折り返した後半戦。
後半16分、安西のクロスをDFがクリア、これが中途半端なところをセルジーニョが狙ってシュート、しかし、GKが目一杯伸ばした指先で弾き出し決められず
後半21分、PA内でレオシルバが切り替えし、そこでDFに足を削られてPK獲得。
これをセルジーニョが冷静に決めて3-1
これでほぼ決まったかなって感じはあった。
後半24分、CKのこぼれから永木のクロス、町田がヘッドで合わせるがGKまたもやセーブ。
後半26分、伊藤翔に替えて遠藤、土居がFWに。
伊藤翔は途中足を痛めたようなところがあったから、大事をとったのかもしれません。
後半30分、土居が右からドリブルでエリア内に侵入しクロス、安部がフリーでヘッド、しかし枠の外。
後半35分、安部に替えて山口。
後半42分、土居に替えて犬飼で3バックにしてパワープレーに来ていた相手に対応。
アディショナルタイム、山口が相手との競り合いでうまく体を入れ替えて左サイドをドリブルで上がっていきクロス、これをセルジーニョがきっちり決めて4-1
最後はいらつく相手のラフプレーにヒヤヒヤしますが、そのまま4-1で快勝となった
水戸戦を見てたら不安ばかりだったが、相手が違うので単純な比較はできませんが、公式戦ってことで本気度が違うってことなんでしょうか。
まったく別のチームみたいな動きの良さだった。
まあ、あの時出てなかった選手がいい働きをしてたのもありますが。
伊藤翔は本物のFWらしい選手がトップに入ってくれてるなって感じで、非常に効果的な補強になるのではないかって感じがしました。
クォン・スンテはやはり安定感が違う、キャッチできるボールはしっかりキャッチして、キックミスも少ない。
そして10番を付けた安部はキレキレだった
ますます力を付けてるんじゃないの
まだ高卒3年目だもんなあ、普通ならこの時点でレギュラーってだけでもすごいことなんだよな。
広島も何とかプレーオフを制したようで、Jリーグ勢は今シーズンも4チームがACL本戦を戦うことになりました。
何とかみんないい成績を残して、出場枠を3+1に戻したいですね。
プレーオフは心臓に悪いので