三竿の怪我でレオ・シルバがスタメン、小笠原がベンチ。
上海はフッキが先発、エウケソンがベンチ外。
試合は開始2分、カウンターを浴びてGKと1対1になりかけるが、昌子が全速力で戻ってコースを限定、シュートはクォン・スンテがキャッチ。
しかし、せっかく難を逃れたのに、前半7分、上海のFK、ファーに抜けたボールを昌子がトラップミス、こぼれをフッキに押し込まれて早い時間に先制を許してしまう、0-1
その後は徐々に落ち着きを取り戻した鹿島、上海も失点せずにあと1点が必要な展開のため前掛かりに攻めてくるようなことは無かった。
前半19分、西のクロスが金崎の頭に合うが枠に飛ばない
前半30分にも、金崎が角度のないコースではあったがGKと1対1の場面でシュート、しかし、枠の外。
前半36分、永木のDFライン裏への浮き球のパス、オフサイドラインをかいくぐって鈴木が走り込みシュートを放つが枠に飛ばず
すると、今度は昌子の致命的なトラップミスから大ピンチを迎えるが周りの選手がカバーして事なきを得る
そして、前半42分、金崎がファール気味に倒されたこぼれをレオ・シルバが拾って、左の鈴木に展開、鈴木が溜めて、上がってきた安西にパス、そこからのグラウンダークロスをニアで土居が踵で合わせてゴール、1-1
美しい連携からのゴールでしたね
さらに、前半45分には、金崎のパスを受けた遠藤が左足シュート、GKが弾くところ鈴木が詰めようとするがリフレクションが大きくシュートは撃てず。
それでも、前半アウェーゴールを奪っての同点は十分な結果でした。
後半に入ると、上海はいきなりの2枚替え。
最低でも2点は取らないと敗退となる上海は攻めに出てくる
後半12分、中盤で永木の横パスがカットされて、オスカルの昌子、植田の代表CBコンビを翻弄するドリブル突破からのラストパス、完全にフリーのフッキが至近距離から決定的なシュート、これをクォン・スンテがスーパーセーブ
スーパーセーブとかいつも使ってしまう言葉ですが、これは本物のスーパーセーブでした
さらに、そこからのCKからシュートを浴びるがこれもこぼさずしっかりキャッチ
鹿島も後半18分、遠藤のFKがニアに抜けてきたところをフリーの金崎が合わせるが枠の外。
後半19分、クォン・スンテが股抜きシュートをまたもスーパーセーブ
本当に頼もしい守護神だわ。
後半22分、遠藤に替えて安部。
後半32分には、土居に替えて小笠原。
このまま後半40分くらいまで1-1で行けたら勝利が見えてくるってところだった。
しかし、後半34分、上海のクロスボールにヘッド、これが昌子の頭に当たったところ、まさかのハンドでPK
それでも、今日のクォン・スンテならあるいはPKストップもあるかなって思った。
しかし、フッキの蹴ったボールにしっかりコースを読んで飛んだものの手に当たったボールは勢いが落ちずにゴール、1-2
これで1点取られたら、延長戦という状況に。
残りの時間は耐える展開、アディショナルタイムを含めても15分くらいだったがやけに長く感じた
後半44分には、金崎に替えて犬飼、もはや延長戦など考えない逃げ切りのための采配。
残り時間、上海の攻撃にそれほど工夫がなくピンチらしいピンチはなかった。
アディショナルタイムにオスカルのクロスをフッキとぶつかりながらもクォン・スンテがガッチリキャッチ
最後は、永木や鈴木がヘロヘロになるまで走り総力戦を制した(2戦合計でね)
怪我人はたぶん出なかったと思うけど、中国選手のレイトチャージはいい加減にしてほしいですね
間に合わなくても止まる気なんかサラサラないものな~
別に相手が日本のクラブだからってわけじゃなく、普段の国内リーグでもああみたいだから、小さい頃からそういうサッカーが当たり前と思ってやってるのでしょう。
昨日はレフリーが早い段階でカードを出してくれたので助かった。
中国の選手は1回目からカードはないだろうって感じで抗議してたけど。