ACLが来週の火曜日に控えているため、珍しい金曜日のナイトゲーム。
スタメンは予想通り、西はベンチ外で、ルーキー安部がベンチ入り。
前半立ち上がりから両チーム守備が堅い重苦しい展開、下手に人数をかけて攻めようものなら相手の思うつぼって感じで、動くに動けない。
枠内シュートでGKがセーブしたっていうのは、両チーム合わせて土居のミドルシュートくらいだったでしょうか。
後半に入ると、鹿島の方にチャンスが増えてきます。
後半6分、ワンツーから土居のミドルはGKキャッチ。
後半8分には、小笠原のクロスを山本がヘッドで落として金崎が胸トラップからのシュート
これがポストを直撃するもゴールならず
後半11分、遠藤のFKをペドロ・ジュニオールがヘッド、しかし、枠の外。
後半22分、クロスをPJがワンタッチで落として遠藤が右足シュートは枠の外。
後半26分、PJに替えて鈴木投入。
ペドロ・ジュニオールはなかなか連携が上がってきませんね
後半28分にはビッグチャンス。
遠藤のクロスにオーバーラップしてきた山本がフリーでボレーシュート
しかし、ミートしきれずに枠の外。
ここで、小笠原に替えて永木投入。
試合を優勢に進めながら、点が取れないイヤな状況。
後半35分、マルティノスのクロスにウーゴ・ヴィエイラが植田の前を上手くとってシュート、これはミートしきれずクォン・スンテが抑えるがヒヤリとさせられる。
ピンチの後にはチャンスがやってくる。
後半38分、遠藤が溜めて伊東へパス、そして伊東が完璧なクロスを上げると鈴木がヘッドで決めて、ついに先制、1-0
後半44分、横浜の遠藤のドリブルを永木が後ろからのタックルで止めて、イヤな位置のFK。
一瞬、ムアントン戦を思い出してしまった
レオ・シルバと挟み込む形になっていたので、永木があんなタックルに行く必要はなかった。
ここで壁のところで鈴木が下がらずにイエローカード、もったいない。
このFKは天野のキックが壁に当たり助かる。
いいキッカーなんだけど、中村俊輔と比べることなどできるはずもない。
後半45分、金崎に替えて中村。
正直、この交代に何の意味があるのか?
90分近く戦って疲労している選手は、ちょっとしたことから怪我の可能性があるから残りわずか数分でも休ませたいのは分かるが、金崎はセットプレーの守備で高さ、強さを生かして相当効いてるので、中村に替えるのは理解できない。
もう逃げ切ることだけ考える時間帯なので、三竿あたりじゃないですかね、使うなら。
試合はこのまま1-0で終了し、鹿島は好調の横浜を下してリーグ戦連勝を飾った
ペドロ・ジュニオールがフィットしきれない中、我慢比べを制して連勝は上々の結果かと思います。
まあ、鹿島の場合、まずは守備の安定が生命線ですからね。