過密日程のため大幅なメンバー変更が行われたが、西、山本の両SBはスタメン出場。
本来なら運動量の多いSBこそ休ませたいところですが、伊東がこんな時に怪我、鈴木はこの間前目のポジションで使われていたし、SBとしては考えられてないのかな。
久保田が山村とボランチコンビ、どのくらいやれるのかが注目だった。
試合は開始早々、右からのクロスであわや失点のピンチ
おいおい大丈夫かってスタートだったが、すぐにペースを取り戻す。
前半3分、土居がドリブルで突進してのシュート、GKが弾くところ豊川がボレーシュート、しかし枠の上。
前半4分、豊川のスルーパスに赤崎のシュートが決まるが、これはオフサイド。
前半15分、本山のクロスに豊川ヘッド、枠の外。
そろそろ先制点が欲しい前半17分、いい位置でのFK。
蹴るのは豊川。
蹴ったボールはスピード、コースともに素晴らしく、見事な先制ゴールとなる
柴崎や小笠原よりいいキックをするんじゃないか
前半30分、本山のクロスを赤﨑がヘッドで落として、久保田が胸トラップからシュートを狙うもGKに阻まれる。
トラップしないでダイレクトで撃てればって感じでしたね。
それでも、その直後、西のスルーパスを豊川が折り返し、DFのクリアミスを赤﨑がシュート、GK弾くところを山本が押し込んで2-0とする
これで、楽に試合を進められるはずだったが、前半37分、GK佐藤が相手選手との1対1で飛び込むがボールに触れずに相手を倒してPKをとられてしまう。
これをきっちり決められて2-1
ゴール前にカバーのDFが二人入っていたし、角度もなかったので無理に飛び込む必要もなかったのだが。
1点差となれば気持ちが違ってくる琉球、難しい試合にしてしまった。
前半44分、土居が決定的な場面を迎えるも、シュートは枠の外。
ここは決めたいところであった。
そしてメンバーチェンジ無く後半へ。
1点返された鹿島は、リズムが悪い。
ハーフタイムを挟んでも快勝されてなかった。
後半21分に豊川に代えて杉本を入れるも、その杉本がうまく試合に入れず、後方から相手を倒してのファールでイエローカード。
そのFK、クロスボールを佐藤が見送るが、その裏でヘッドで合わされる
枠を外れたから良かったものの、非常に心臓に悪いプレーだった
ペースを取り戻せない鹿島だったが、後半31分杉本がドリブルで仕掛けようとしたところ足をかけられてファール。
このプレーで琉球の7番が2枚目のイエローで退場に。
10人になった相手に、後半36分、久保田のパスを受けた杉本が左足ミドルを決めて3-1とし勝負を決めた
さらなる追加点を狙って後半38分、土居がシュートを放つがGKセーブ。
赤﨑が完全フリーだったので出した方が確実だったが、自分で得点したかったのでしょうな。
後半42分、本山から鈴木に交代。
3点目がもっと早く取れていたら、もっと出場時間が長くなったんだろう。
結局、3人目の交代枠は使わずに試合終了。
清水や名古屋が敗れてるのを考えれば、このメンバーできっちり勝ったことが一番大事なことだ。
久保田は高卒ルーキーということを考えれば十分な働き、フィジカルで負けてしまう部分は仕方ない。
梅鉢はここで使われないようでは厳しい、SBもできるならベンチ入りも増えそうだが。
天皇杯は次は水戸との茨城ダービーか、その時期はナビスコ杯もあってまた過密日程だね。