小笠原が怪我から復帰し、本田がスタメン、前節の出場停止組が戻って名前は揃った感じだった。
前半は、なかなかシュートまで持っていけないもどかしい展開、前半20分頃になるともうてんでバラバラといった感じにも見えて、これはあかんなあと思った
ところがそんなときに小笠原のパスを受けた大迫のスーパーミドルが炸裂
大迫は時々ああいうワールドクラスのシュートを決めますね。
GKがまじかよ、あそこから決めてくるかって顔してました。
この1点はとにかく大きかった、相変わらず攻撃で相手を崩せるような感じはなかったのですが、リードしている以上無理に攻めることもなくなったわけで。
神戸がうまくいってるかといったらそんなことはなく、無理な攻めで鹿島にカウンターのチャンスを与えてくれることもしばしば。
前半32分には、神戸FKから一転カウンター、ドゥトラがDFの裏に抜けてビッグチャンスになるところを後ろからラグビータックルで潰された。
これはレッドだろうと思ったがイエローカード。
ゴールまで距離があったからなのかな、しかし、あそこまであからさまなタックルはレッドでいいのでは?
後半に入って、神戸は大久保を投入。
後半開始早々に興梠がトラップで相手をかわしてシュート、しかしなかなか大迫のようには決まらない。
興梠はエリアの外から撃ってもなかなか決まらんでしょう、もう一工夫欲しいなって思った。
後半7分には、レナトのクロスを大迫が胸トラップからのシュート、これは惜しくもGKにセーブされてしまう。
これが決まっていたらだいぶ楽な展開になっていたでしょうが、そうそう決まらないのが今の鹿島。
この後はしだいに神戸ペースとなっていって、後半24分にはパスミスからカウンターを受け、横に揺さぶられて、最後は田代のヘッド、何とか本田がブロックするもののヒヤリとする場面だった。
その後のCKでは、ポジション取りで伊野波がひじ打ち(`Δ´)
レフリーがしっかりイエローを出してくれたのは良かった。
後半27分、久々先発の本田は予定通りなのか遠藤に交代。
後半34分、大迫のスルーパスに興梠が飛び込むがシュートまではいかない。
後半37分、曽ヶ端がシュートを弾いたところ大久保が飛び込むがゴールを死守
直後、興梠に代えて増田。
増田がボランチで遠藤が一列前に上がって、大迫1トップ。
レナトがトップ下のような形かと思うのですが、レナトはこのほうがやりやすそうですね。
大迫にいいスルーパスを出しましたし、前からのチェイスも積極的。
後半44分新井場がイエロー覚悟で神戸の選手を止める、あれをすんなり行かせるわけにはいきません。
ロスタイムには神戸の吉田にビッグチャンスがあったが、シュートは枠の上。
試合はこのまま1-0で鹿島が勝利
双方いいところを出させない潰し合いだったのかな、今日は。
両方とも決めるべきところでは決めきれてないのですが、神戸にとっては想定外の大迫の一撃の分鹿島が勝ったという試合だった。
収穫は本田が戦力として計算できるようになったことか。
ほとんど新戦力みたいなものですからね~