昨日の試合の話の前に今日の試合、吉見がリリーフ登板で18勝目、最多勝のタイトルを確実にしました。
タイトルのために卑怯だと言う人もいますが、登板すれば打たれる可能性だってあります。
打たれたら最優秀防御率のタイトルも失う可能性もあるわけで、決して楽なものではないです。
首位打者争いでトップの選手が休んで、ライバル選手を全打席敬遠するようなこととは違います。
これで、おそらく吉見がMVPを獲るんじゃないかな。
浅尾にも票が集まるとは思うけど、タイトルの重みには勝てなそう。
ここから昨日の試合。
プロ野球観戦は7年ぶりでした、前回は落合監督の初年度のナゴヤドーム。
横浜スタジアムはなんと18年ぶりでした
もう全然周りの風景とか憶えてませんでしたね
試合は4回裏、それまで悪いながらも0に抑えていた先発ネルソンが集中打を浴びて3失点
打線は相変わらずの貧打ぶりで点が取れそうな雰囲気なし
電光掲示板に出たりはしませんでしたが、周りからヤクルトがリードしているという情報が聞こえてくる。
こりゃ名古屋に持ち越しかという声も聞こえてくる。
その雰囲気を一変させたのがこの人。
6回表、ノーアウトのランナーを出しながら、荒木、井端が三振でツーアウト。
続く森野が粘ってセンター前ヒットで1,3塁。
ホームラン出れば同点なんだよなあとか考えていると、あっという間に2-0と追い込まれてしまう。
もうなんでもいいからとりあえず1点って気持ちに、ワイルドピッチでもしてくれないかなとかね
そこから外角スライダーを2球見送って、2-2。
悪い時のブランコだったら間違いなく振ってましたね。
そして、次の高めストレートを叩いた打球はセンターバックスクリーンの右へ飛び込む同点3ラン
周りの中日ファンは総立ち
前の席の見知らぬおねーさんとハイタッチ、隣の酔っ払いオヤジは抱きついてくるわで優勝したような騒ぎでしたわ。
中日は7回にもチャンスを迎えますが、横浜のリリーフ陣も踏ん張る。
中日もリリーフ陣が踏ん張り、得点を与えない。
結局、リリーフ陣が打たれたヒットは内野安打一本だけ。
打線が打てないのをこうやってカバーしてきたという今年を象徴するような試合となった。
8回途中からは浅尾が登板。
10回表を終わって、試合開始から3時間30分が経過、もう中日の勝ちはない。
10回裏を抑えて引き分けで優勝しかない。
10回裏、先頭の森本を四球で歩かせてしまう
続く打者は当然送りバントだが、捕手への小フライとなり失敗。
ワンアウトになるも、もう一度バント策に出る横浜、しかし今度は浅尾が好フィールディングで2塁で封殺。
このあたりが横浜が最下位に沈んでいる要因の一つであろう。
2死1塁、バッター筒香のところでベンチから落合監督が出てきます。
岩瀬に代えるのかなと思ったが、浅尾が続投。
正直、岩瀬はちと不安なので安心しました。
浅尾が最後はフォークを振らせて三振でゲームセット。
中日のリーグ連覇が決まりました
中日のリーグ連覇を現地で見ることは、もうないかもしれません。
巨人以外でセリーグの連覇はヤクルトと広島しかないですから。
落合監督の胴上げ。
横浜にとってはホーム最終戦、引き分けで一応意地は見せられたという感じで和やかな雰囲気でしたね。
やっと重圧から開放された顔
一時はCSも危ない感じだったけど、諦めずよく頑張った。
延長までやったので、帰りはけっこう遅くなってしまった。
TXにも中日のユニホーム着た人がけっこう乗ってたよ。