大震災後初の公式戦となる水原戦。
いったん解散していたチームを1週間で戦える状態にできたのか不安の残る試合前でした。
案の定、試合開始からコンディションというより試合勘の無さを露呈していたように見えた。
凸凹のピッチもあって、ボールが足につかない
最初の20分は耐える時間だった。
しかし、そこを過ぎると徐々にピッチにも適応してきて、ペースを掴み始める。
興梠、大迫の二人が水原のDF相手に完全にスピード勝負に勝っていた。
イーブンなボールを裏に出せば勝てるというのは大きかった。
マトは大宮にいた時に対戦してるので、どんな選手か分かるしね。
前半35分には、興梠がラインの裏に抜け出しGKと1対1。
決定的な場面だったが、ループで狙ったシュートは枠の上
ボールが弾んでいて難しかったかもしれないが、決めたい場面だった。
さらにその2分後にもアレックスがGKと1対1となるが決められない。
前半43分にはCKから中途半端なクリアをF・ガブリエルがボレーシュート
が、当たりがもう一つでGkがキャッチ。
こういうあたりをズドンといったら評価が全然違う選手なんだが・・・
後半は水原も立て直してきた感じで、前半の最後のほうのような鹿島の攻めは見られない。
そして、こう着状態かなという雰囲気の後半22分。
ロングスローから頭でつながれ、ヨム・ギフンにヘッドで押し込まれ0-1と先制されてしまう
さらにその直後、気落ちした鹿島がミスから大ピンチ、シュートミスに救われたが、ここで決められていたら一気にやられていたかも。
ここで、鹿島も早めに動く。
大迫に代えて本山投入。
あっという間にリズムを変えてしまった
後半24分、CKから岩政がヘッドで流して中田が押し込み1-1の同点
ファーサイドの美学ってやつですね
本山、あのピッチでも途中から入ってきて、何の苦も無くボールを自在に操ってた、やはり只者ではない。
勝ち越しを狙う鹿島は遠藤、増田を送り込むがこれといったチャンスは作れず。
試合はそのまま引き分けに。
前半に何度かあったチャンスを決めてればという思いもありますが、まあこの1ヶ月のことを考えれば強豪水原にアウェーで引き分けはと考えます。
一叩きして次はもっと良くなるはず。