ダビスタやウイニングポストではなく、現実に日本の馬がドバイWCを勝つ日が来るとは
それもワンツーフィニッシュ
夜寝ぼけながらも見てて良かった~
世界にGⅠレースはたくさんありますが、その中でも凱旋門賞、BCクラシック、ドバイWCは最高峰と言えるレース。
特にドバイWCはアメリカ、欧州、アジアから馬が集まってきて、地元勢も強いので世界最強馬決定戦って雰囲気が一番する。
凱旋門賞やBCクラシックは地元勢が圧倒的に有利。遠征馬には厳しい。
レースはトランセンドがいつものように逃げる。
ヴィクトワールピサとブエナビスタは後ろから1,2番手。
その位置取りじゃまずいだろ~って思っていたら、向こう上面でヴィクトワールピサが一気に大外からまくり気味に前へ出てくる。
一気に先頭のトランセンドに並んだときはいくらなんでも動くのが早すぎる、だいぶ足を使ってしまったなって思った。
いったん息が入って、4コーナーでトランセンドをかわし先頭に。
意外なほど手ごたえがいいので、これは勝負になるぞと思った。
後続は思ったほど伸びない、残り200mくらいで勝っちゃうぞ、これはって
それどころか逃げていたトランセンドまで頑張ってる。
あとはもう祈るような10秒間ほど。
ゴールの瞬間は涙が出そうだった(ホクトベガとか思い出してしまう)
ヴィクトワールピサは、この後香港のクイーンエリザベスⅡ世Cへ向かうかもとのこと。
エミレーツワールドシリーズ(ポイント制の競馬の世界ツアー)ってまだ続いてるんだっけか?
その対象レースを使っていくのかな?
秋は凱旋門賞で雪辱を果たし、JCで凱旋、余力があれば有馬記念って感じでどうでしょう
トランセンドもよく粘った。
過去にフェブラリーSを勝って挑んだ馬たちの成績を見ると過度な期待はできなかった。
カネヒキリ、ヴァーミリアン、アグネスデジタル、アドマイヤドン、そうそうたるメンバーがまったく勝負にならず敗れてきた歴史がある。
しかし、臆することなくいつもの逃げ、藤田騎手の好騎乗ですね。
ブエナビスタは最後方からの競馬。
前が止まらない流れでは厳しかったし、直線で不利もあった。
おそらくメンバー中最速の上がりを使ってると思うけど、日本の芝で見せるようなとんでもない切れ味は出せなかった。
馬場のせいなのか、年齢的に少し落ちてるのかは分からない。
日本では高松宮記念を8歳のキンシャサノキセキが連覇
勝った馬は立派だけど、国内スプリント界のレベルは低いまま、世界レベルで勝負できる感じはしない。
というか短距離だけでなく、3000mを超える長距離路線も層が薄いですが。
春の天皇賞なんてGⅡかと思うようなメンバーになってしまいそう。