今日でプロ野球パリーグのレギュラーシーズンが終了しました。
これからCSがあるわけですが、個人タイトルが確定しました。
目を引くのは投手部門の楽天岩隈。
21勝、防御率1.87、最高勝率で投球回数も200回を超えてる
文句なしに沢村賞に選ばれるでしょうね。
打者では西武の中村、46HRで本塁打王。
当たったら飛ぶけどなかなか芯に当たらないってタイプで打率が低かったのですが、今年は打率アップに伴って本塁打数も伸ばしてきました。
そして、今日のリーグ最終戦楽天ーソフトバンクのゲームは王監督のラストゲーム。
プロに入って今年が50年目、途中現場を離れていた時代もありましたが50年はすごい。
現役時代は、日本プロ野球史上最高の打者だった。いろいろ候補は上がっても王貞治の名前を出せば納得しないものはいないでしょう。
首位打者5回、本塁打王15回、打点王13回ですからね
通算868本塁打はまず破られることがないでしょう。
20年連続40本塁打しても届かないんですから。
仮にこの記録を破れるほどの実力を持った選手ならメジャーに行ってしまうでしょうし、メジャーに行けば日本でやっていたときのような数字は出せないというのは今向こうに行っている選手を見れば明らかです。
これだけの力を持った選手だから、監督になった当初は思い通りに動かない選手にイライラしていたそうです。
名選手、名監督にあらずというのは、つい自分ができたことはほかの人にもできると思ってしまうことが一つの原因であると言われます。
王監督も監督になって4年目にやっと
「みんなが王貞治じゃないってことが最近分かってきた」と言ったとか。
そして、その年初優勝
その後、巨人の監督を辞め、ダイエーの監督として復帰して現在に至るわけです。
最近思うのはイチロー選手も将来監督になるとしたら今のままじゃ無理だろうなってこと。
あまり監督になる気はないみたいだけど。
時折、チームメイトに対して自分にできることは他の選手にもできる、できないのは努力が足りないだけという風に聞こえる言動があるのでね。
王監督にはWBCの監督という話もありますけど、あまり体調が良くなさそうなので無理しないで欲しいですね。
緒方拳さんも顔色良くないなと思ってたら突然の訃報でしたから。
緒方さんの演技で印象に残っているのは、大河ドラマ「毛利元就」の尼子経久役。
元就の前に立ちはだかる巨大な存在感、主役を喰ってしまっていた。