今節が終わるとW杯予選のため一時中断のJリーグ、前節ホームで負けて3位転落、そして苦手のアウェー神戸戦、非常に厳しい試合になるだろうという予想でした。
今日はスタメンに内田が戻って、中盤にマルシーニョを使ってきた。
試合は落ち着かないペースで始まり、青木の強烈なミドルシュートがあったものの神戸ペースに。
その後しだいにゲームが落ち着いてきて、守りを固めてカウンターを狙う神戸、サイドチェンジで揺さぶりなんとか活路を見出そうとする鹿島という展開に。
前半37分には興梠からのクロスを万全の体勢でヘディングに行こうとした小笠原が後ろから押し倒されるもののノーファールでPKにならず
神戸の選手はボールに触れてないし、明らかに小笠原を潰しに行ったもので解せない判定だった。
監督が怒るのも当然だと思う。
その後CKから興梠のヘディングが惜しくも決まらず。
このまま0-0で後半へ、と思ったらDFラインのギャップをつかれ栗原と大久保に抜け出され、最後は大久保に決められ、最悪の時間帯での失点
中田浩二の入ったDFラインがどうも安定感がない
まさに神戸の思う壺のような展開で後半へ。
後半もしっかり守りを固めカウンターを狙う神戸に苦戦しそうな立ち上がりだったが、後半10分くらいに本山がどこか痛めてダニーロに代わってから流れが一気に変わった。
おそらくこの交代は本山が怪我しなければもっと後になっていたと思うが、まさに怪我の光明というのでしょうか。
ダニーロが左サイドゴールライン付近でキックフェイントで相手を転ばせ、何とか止めようと出してきた足をボールを浮かしてかわしてPAに進入、そこから狙い済まして左足で速いグラウンダーのクロス。
これをマルキーニョスが左足ダイレクトでゴールに流し込み1-1の同点
ダニーロのプレーはたしかにジダンを髣髴とさせるものでした、決めたマルキーニョスもかなり難しいシュートだったが良く決めました、今年の決定力は半端じゃないですね。
同点になって1分後、青木のクロスをGKがわずかに触れてコースを変えるものの興梠がなんとかついていってヘディングで決めて2-1と逆転
この後は鹿島が試合をコントロールした感じになって、少々危ない場面があったもののそれ以上にカウンターから得点チャンスを作り、このままのスコアで試合終了。
今日の試合は鹿島が今年優勝することになったら大きなポイントとなった試合となるでしょうね。
前半終了した時点では、カウンターから追加点を奪われ完敗してもおかしくない試合を逆転で取れたのだから
ダニーロはベンチに入れておいた方がいいね、先発でも悪くはないんだけど、野沢やマルシーニョがベンチにいるより確実に役にたちますね。
興梠は依然好調をキープしている、マルキーニョスとのコンビもいい感じです、田代はホントに出番がないね、これじゃ。
戻ってきた内田はやはり本物のSBだ、レアンドロにドリブルで仕掛けられても慌てなかった、しっかりDFをこなしたうえで攻撃参加するスタミナ、代えはきかないなあ。
浦和が引き分けて2位浮上ですか、いい位置につけてるんじゃないでしょうか。
大分と川崎が明日勝つようならますます大混戦だ。