今日で9月も終わり、いよいよ終盤戦に突入していくJリーグです。
鹿島は今日はアウェーでJ2降格争いに加わっているサンフレッチェ広島と対戦しました。
しかし、広島のスタメンを見て思うことは、なぜこのチームが降格争いなんぞしているのかってこと![]()
鹿島にとって簡単に勝てる相手ではないなと感じます。
鹿島のスタメンは、曽ヶ端が前節レッドカードを受けたため2試合の出場停止、よってベテランの小澤が先発。あと出場停止明けの青木が中盤に入りました。
前半立ち上がりからいい形のプレスを見せていた鹿島ですが、前半の途中からはどちらかというと広島のペースでしたね。前半はほぼ互角の展開だったと言えるでしょう。
両チーム併せて最大のチャンスは、内田と野沢のワンツーで内田のシュートがポストを叩いたシーンだったかな。
後半は立ち上がりから完全な広島ペース、かなり押し込まれてこぼれ玉もことごとく拾われ、非常に苦しい時間帯でしたね。ただ広島もうまくボールをまわしていても最後のアイデアに乏しく、得点の匂いはそれほど感じられなかった。
なんとか無失点で耐えた後の後半20分、自陣からのFKを田代がヘッドでマルキーニョスへ、これをヒールリフトで浮かして前へ、ボールが落ちてくるところ右足でボールをコントロールし相手DFをかわすと、素早く右足でシュート、これが決まって1-0![]()
練習でもなかなか決まらないような難易度の高いプレーでしたよ、やはり頼りになりますね。
それとヘディングで競り勝った田代、試合を通して空中戦では圧倒的な強さを見せていましたね。
一点取った直後の増田のシュートは決めておかねば。
もう一点取れていれば楽に試合を進められたのだが。
その後時間をうまく使いながら逃げ切ったアントラーズ、勝ち点の近いチームがことごとく敗れる中きっちり勝ちを拾いました。
残り7試合で現在の勝ち点が51、残り全勝すると勝ち点72か、そのくらいいけば優勝も夢ではないのだが。
現実的には昨年の勝ち点58をまず越えることですね。