昨日、ガンバが引き分けで首位が浦和に入れ替わり、今日勝てば勝ち点差を7とすることが出来るという状況の中、今日はアウェーの大宮戦が行われました。
会場は熊谷、先日日本最高気温をたたき出した灼熱の地です
しかも試合開始が午後7時ではなく、1時間早い午後6時、交通機関の問題とかあるのでしょうが、暑さでおかしくならないか心配でした(選手も観客も)
スタメンは出場停止明けの柳沢が戻ってベストの布陣。
序盤から鹿島のペースで試合が流れていましたが、小笠原の不用意なプレーからPKを献上、先制を許してしまいます。
先制された鹿島ですが、さらに攻撃の圧力を高めて、きれいなパス回しから左に開いていた野沢が左足のクロス、キーパーがちょっと触ったボールがマルキーニョスの前に、マルキがこれをダイレクトで押し込み、前半中に追いついてハーフタイムに入ります。
後半に入っても鹿島の攻勢は続き、決定的なチャンスも何度かありましたが決められないでいると、小笠原が自分のミスパスから相手選手を止めに行き2枚目のイエローカードで退場
残り30分以上残っているのに10人で戦うことに。
しかし、ここで監督はFWのどちらかを下げて青木あたりを入れるのかと思いきや、本山をやや下げて対応、引き分けでもいいなんて気持ちは微塵も感じさせません。
その気持ちに応えてか選手たちも奮闘
10人になったことをまったく感じさせない怒涛の攻めをみせます。
増田、ダニーロ、田代と選手を投入ますが、なかなか勝ち越し点が奪えず、引き分け濃厚となったロスタイム、交代で入った選手が仕事をしました
ハイボールを田代がヘディングで落とし、内田が右足のクロス、これを増田がヘディングで決めて、ついに勝ち越し
内田のクロスはややアウトにかけてストレートの軌道を描くもの、ジョルジーニョがこういう蹴り方よくしてたっけ。
ゴールを決めた増田は、前から言っているようにヘディングけっこう上手ですね。
ポジション取りもヘディング自体もうまい、このヘディング能力が青木にあったらなと思ってしまう。
増田は小笠原、本山、野沢らが持っていない武器を持ってます。
苦しい試合をものにしてチームは非常にいいムードです、次の横浜FC戦にも勝って、ガンバ戦に向かいたいところです。