しかもJリーグ開幕から鹿島スタジアムでは一度も負けていない名古屋戦です。
しかし、試合は前半完全な名古屋ペースで進み、鹿島のシュートはわずか1本
名古屋の前線からのプレスに苦しみ、満足にパスを回せません・・・
ただ前半は0-0でいいという気持ちで選手たちはプレーしていたように思いますね。名古屋も運動量もかなりのものがあったので、このまま後半までこの動きが続けられるとは考えにくいものがありました。
そして後半、鹿島にエンジンがかかり始め、青木が2度決定的なチャンスを迎えるものの決められず、こう着状態になりかけた後半20分、GK曽ヶ端のフィードを野沢がバックヘッドでマルキーニョスへ、マルキーニョスがダイレクトでDFラインの裏にボールを送るとスルスルと上がってきた増田にボールがピタリ、増田がファーサイドを狙うかのような雰囲気を見せながらニアサイドにズバッとシュートを決めてくれました

雨でスリッピーなピッチを生かしたいいシュートでした

ゴールを決めてサポーター席に向かって両手を突き上げ歓喜のポーズ
笑顔が素敵です

さらに後半25分、CKの流れの中から繋いでいって、野沢が岩政の頭めがけてクロス、岩政のヘディングはイメージどおり行かず宙に浮いてしまうものの、そのボールをマルキーニョスが拾って中央を見るとGKがニアのポストにいてファーポストのほうはがら空き、マルキーニョスはそこを狙ってループシュート、これが鮮やかに決まって2-0

これで楽な試合展開になるかと思いきや、その一分後名古屋のヨンセンに決められ2-1とされてしまう。得点後にすぐ失点する癖が抜けきってないようです

その後の選手交代はかなり怖いものでした。
この展開で大岩に代えて、久しぶりの登場となるファボン、おいおい連携大丈夫なのか?って思いましたよ。さらに新井場に代えて石神、この展開で新人選手を投入ですか (;^_^A
大岩は怪我でもあったのでしょうか?あの場面で代える理由がよく分からないのですが。
ファボンを使いたいのなら前線の選手を削って、5バック気味にしてもいいわけですし。
この選手交代で、このまま2-1で逃げ切るんだというベンチの考えがはっきりしたため、かなり引き気味になって名古屋の攻勢をもろに受けることに・・・
ヨンセンや藤田に決定的なヘッドを撃たれるものの、曽ヶ端のスーパーセーブにも助けられなんとか勝利

これでリーグ戦半分を終わって勝ち点30、このペースだとシーズン終了時に勝ち点60か、開幕直後のもたつきを考えると、よくここまで盛り返したものだと思います。
しかし、勝ち点60では優勝は厳しいね、これからさらにペースを上げていかないと。
今日の収穫は厳しい試合でファボンを使えたことですね、今日の試合追いつかれていたら采配ミスと言われても仕方ないところですが。