日本ダービーの結果は牝馬ウオッカの優勝でした。牝馬の日本ダービー勝利は64年ぶりということです、64年前といったら太平洋戦争の真っ最中です、まさに歴史的な快挙を見てしまったことになる。
人気のフサイチホウオーとヴィクトリーは共倒れのような形に・・・
出遅れたヴィクトリーはそこから無理に前に行こうとした時点でもうアウトでした。
かと言って、後方待機で鋭い足が使えるかどうかは分からないのだが、出遅れた時点で一か八かの後方待機策をとるしかなかったのではないかと思った。
その上がっていくヴィクトリーにあおられる形になったフサイチホウオーも行きたがるそぶりをみせ、折り合いを欠いてしまった
いつでも仕掛けられる絶好の位置につけたのがかえって仇となってしまった感じ、前に馬を置いていればああはならなかっただろうに。
アサクサキングスが2着に残るような流れだから、位置取りは悪くなかっただけに残念です。
それでも勝ったウオッカは強い。これから海外遠征の予定もあると聞くがいったいどこを使うのでしょう?
賞金や馬場を考えると7月のアメリカンオークスとかでしょうかね。ヨーロッパのほうは賞金も安いし、馬場も違うから挑戦をためらってしまうでしょうし。凱旋門賞は別だけど。
ウオッカの父タニノギムレットは日本ダービーの勝ち馬なので、父娘2代ダービー勝ちです。
これは初めての記録だそうですよ。父内国産のダービー馬ってトウカイテイオー以来になるのかな。時代は確実に変わってきているね。記録尽くめのダービーでした。