たまには競馬の話を。
昨日の皐月賞、先週の桜花賞と長く競馬を見ているファンにとっては非常に面白いレースだったのではないでしょうか?
有力馬の親がほとんど数年前に日本の競馬場で走っていた馬でしたから、これぞ競馬の醍醐味という感じでした![]()
昨年まではサンデーサイレンスという大種牡馬が君臨してましたから、多数のサンデーサイレンス産駒対その他の種牡馬の産駒という図式でした。ファンもサンデーサイレンスがアメリカでクラシック2冠、BCクラシックも勝っている名馬だとは知っていて、後からレースの映像を見ることはあっても、リアルタイムでその走りを見た人はほとんどいないはずですから、サンデーサイレンスの子供にそれほどの思い入れがあるわけではないでしょう。
今年の皐月賞で私が注目していたのはフサイチホウオー。
父はジャングルポケット、この馬がダービーを勝った日にもらってきた2匹のハムスターに「ジャングル」と「ポケット」と名づけたほど思い入れがあった馬です。皐月賞でアグネスタキオンに負けたときもダービーはこの馬が勝つと思ってましたよ、しかし皐月賞後にアグネスタキオンが故障で引退、ダービーは勝ったもののアグネスタキオンがいなかったから勝てたという言われ方もされて、ジャングルポケットの応援団としては悔しい思いをしましたよ![]()
今年の皐月賞は、父アグネスタキオンのアドマイヤオーラとフサイチホウオーが一番人気、2番人気となり、父の代からの因縁の対決となり注目を集めました。
しかし、両馬がけん制しあう中、勝ったのは先行したヴィクトリー。
この馬も相当な素質を秘めてます、まだまだ上昇が見込めるのでダービーでも要注意です。
ヴィクトリーの父はブライアンズタイム、サンデーサイレンスさえいなければ何度かリーディングを獲っているであろう種牡馬です。騎手の田中勝春は、ヤマニンゼファーでGⅠを勝って以来今までGⅠを勝ててなかったそうで相当嬉しかったでしょうね![]()
フサイチホウオーは、父の皐月賞のときと同じ追い込んで届かずの3着、しかし直線はアドマイヤオーラとともにものすごい伸びを見せていたので、ダービーもまたおもしろいレースになりそうな予感がします![]()
とにかく有力馬が故障なしでダービーを迎えられますように(。-人-。)