続・思い出の有馬記念 | み~のふわふわ生活

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グラスワンダー グラスワンダー、2002年社台SSで撮影
写真の馬グラスワンダーは、1998、1999年の勝ち馬。

1998年は骨折からの復活優勝でした。毎日王冠、アルゼンチン共和国杯と連敗し、向かえたレースでした。毎日王冠に関しては、相手が強すぎました、たとえ完調であっても勝てなかっただろうと思われる(東京の1800メートルでサイレンススズカに勝つのは、ディープインパクトでも難しいだろう)のですが、アルゼンチン共和国杯での敗戦にはこのまま終わってしまうのかガーンという気持ちすら抱いたものです。そんな中で向かえた有馬記念でした。


そして翌年、安田記念は惜しくも敗れたものの宝塚記念を制し、グランプリ3連覇をかけて有馬記念に挑みました。レースはスペシャルウィークとの一騎討ち状態で、終止けん制しあいながら後方を進む2頭のうち、グラスワンダーが先に仕掛け直線先頭にたったところをスペシャルウィークが大外から差してくる展開。私にはゴール板前でスペシャルウィークが差しきったように見えたのですが、勝ったのはハナ差で粘ったグラスワンダーでした(ノ゚ο゚)ノ

スペシャルウィークの武豊騎手がチョキガッツポーズをしてしまったほどきわどい判定で、まさに有馬記念史に残る名勝負でした。

また、この年の有馬記念が思い出に残っているのは、このレースが終わって5分くらいしたころに祖父が亡くなったという連絡が入ったからです。2ヶ月ほど前から病院入院していて、年が越せるかどうか微妙な状態ではあったのですが。そんなわけでこの年の有馬記念は今でも鮮明に憶えてます。


グラスワンダーは、翌年も現役を続けましたが、このレースで燃え尽きてしまったかのような状態でいいところなく引退していきましたo(_ _*)o

スペシャルウィークとの種牡馬になってからの争いは、スペシャルウィークが一歩リードといったところでしょうか。ディープインパクトも今度のレースが終わればこの争いに加わっていくわけですから、先に確固たる実績を作っておきたいところであります。