午後からの雪の予報。
かなり寒くストーブはずっとつけたまま。
この時期になると岩手の沿岸部では
カキ小屋が開かれます。
嘆いても仕方がないのでお魚を。
実は私はイクラが得意ではないのですが
意を決して食べると
単に新鮮なものしか食べられない困った味覚です。
海岸はまだまだ歩ける状況ではないので
マツ林を散策して来ました。
解説によると普通の海岸沿いでは「クロマツ」が一般的ですが
この辺りは「アカマツ」が多いとのこと。
樹皮が赤っぽいのと黒っぽいのですぐにわかります。
香りの違いは感じられませんでした。
マツ林は雑木林とは別の澄み渡るような香りがします。
精油には「アカマツ・ヨーロッパ」がありますが
針葉の部分から精油は作られます。
生育している松に似たような成分が含まれると考えると
モノテルペン炭化水素類を多く含むので
ストレスホルモンなどとも呼ばれる
コルチゾンが分泌されているような状態を作り出しているでしょう。
また炎症やウィルス、菌の働きを抑えることも
期待できそうです。
森林浴をすると元気になるというのは
杉や松などにこのモノテルペン炭化水素類が
多く含まれることが関係しています。
木にとっての敵である様々な微生物に
敵が来たからといってスタスタと
逃げることが出来ない植物が生み出したのが精油の成分。
ですから少量でも強力!なのも
自然が生み出した1滴を大切にしなければと
改めて思ったひと時でした。