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↓前回のテーマは、元気がないように見える子どもを前に、不安になるあなたへでした↓
本日のテーマは、子どもの幸せは、大人の幸せから始まるです。
「子どものために頑張らなきゃ」と思っている方へ
子どもに幸せになってほしい。
そう思わない親はいないと思います。
だからこそ、
子どものために一生懸命になり、
自分のことは後回しにして、
「親なんだから仕方ない」
「子どもが最優先」
そう言い聞かせながら頑張っている方も多いのではないでしょうか。
その一方で、
どこか苦しさを抱えている人も少なくないと思います。
自己犠牲が当たり前になっていないでしょうか
自分のやりたいことを我慢する。
自分の時間を削る。
自分の気持ちは置いておく。
それを
「親の宿命だから」
「指導者だから」
と受け止めて、無理をしている方もいるかもしれません。
指導者も同じです。
子どもの成長のために、
もっと関わらなきゃ、
もっと時間を使わなきゃと、
自分を削り続けている人も少なくありません。
それだけ子どもへの愛情が深い、
ということでもあります。
子どもが幸せになるために、本当に必要なこと
では、
子どもが幸せになるために一番大切なことは何でしょうか。
それは、
大人がまず幸せを感じていること です。
こそだて講座で、
最初の最初に、そして毎回お伝えしていることがあります。
幸せな親の子どもは幸せである
幸せな指導者の関わる子どもも幸せである
大人が
「幸せだな」
「自分は恵まれているな」
「自分らしくいられているな」
と感じていると、
その在り方は自然と子どもに伝わっていきます。
コップの水の話
よくお伝えする例えがあります。
自分のコップが空っぽのまま、
一生懸命、子どものコップに水を注ごうとしても、
なかなか注ぐことはできません。
自己犠牲が続いている状態は、
まさにこれです。
一方で、
自分のコップが満たされ、
そこから溢れた水で子どもに関わると、
その水はとてもやさしく、あたたかいものになります。
だからこそ、
まずは大人が自分のコップを満たすこと が大切なのです。
「自分だけ幸せになっていいの？」という不安
「自分だけ幸せになってしまっていいの？」
「それって子どもに悪影響なんじゃない？」
そう感じる方もいると思います。
でも、実はそこが大切なポイントです。
大人が満たされることで、
子どもも満たされていきます。
大人が自分らしく生きている姿を見て、
子どもはこう感じます。
「こんなふうに生きていいんだ」
「自分も自分らしくいていいんだ」
それは、
誰かと比べることなく、
良いところも、そうでないところも含めて
自分を受け入れる力につながっていきます。
大人の姿を、子どもはよく見ています
子どもは、
大人が思っている以上に、
大人の生き方を見ています。
幸せそうな大人を見ると、
「あんなふうになりたい」
「どうやって生きているんだろう」
と感じ、自然と真似をします。
そうやって、
自分なりの幸せをつかむ力を育てていきます。
一方で、
自己犠牲だけを見て育つと、
「自分も我慢しなきゃ」
「自分を後回しにしなきゃ」
と思い込んでしまうこともあります。
まとめ
子どもに幸せになってほしい。
その願いは、とても尊く、自然なものです。
だからこそ、
まずは大人が幸せを感じること。
無理をしないこと。
自分を犠牲にし続けないこと。
自分らしくいられる時間を大切にすること。
それは決して、
子どものためにならないことではありません。
むしろ、
子どもの幸せにつながる一番の近道 です。
大人が幸せでいる姿そのものが、
子どもにとって、
何よりのギフトになります。
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