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桜が満開、春らしくなって、春ジャガ「インカのめざめ」さんが目覚めてきましたよ。

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昨日と本日、水郷 は連休をいただきました。今回は2日分の菜園作業を紹介してみます。先週種蒔きを行ったウリ科3兄弟のうち、シャキットキュウリ君が発芽してきました。そこで連休を使ってキュウリの畝作りを行うことにします。藤丸桜を見物した後、菜園へと出掛けましたよ。晴天で、まさに菜園日和の一日となりそうです。

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シャキット君を栽培する予定の畝です。前作は壬生菜君、前々作はトマト 君を栽培していました。まずは畝に苦土石灰を散布です。

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先月畝作りを行ったトマト畝作りの要領と同様に作業を進めていきます。畝を鍬で耕しながら上部の土を両脇に寄せていきました。

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ここからスコップ使用して畝の底の部分を掘り上げていきます。トマトほど深くは掘り上げませんが、畝幅を広くとるために穴の幅は広く掘って行きました。そして底の部分に空気分を入れるため鍬で耕してやります。

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結構、きつい作業となりましたよ。お昼過ぎまで作業にかかってしまいました。お昼に近づくにしたがい段々と暑くなってきました。50歳を過ぎると、こんな作業が辛く感じますね。水郷が、家庭菜園を始めたのは今から15年ほど前、まだ30代でした。やはり体力の衰えを実感させられますよ。今まで鍬とスコップで畝作りを行ってきましたが、そろそろ耕転機でも買おうかな。。でも、ここまで深くは耕せませんからね。悩ましい限りです。

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さて、中国 ナバナ「コウサイタイ」君の畝は、お花畑状態となっています。これ以上の収穫は諦めて撤去することにしました。後作にはカボチャ「栗坊」君を栽培予定です。菜園作業の第1日目は、これだけしか出来ませんでした。

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本日もシャキットキュウリ君の畝作りを行うことで、午前9時過ぎに菜園へと出掛けました。

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本日は、前回掘り上げた穴底の部分に鶏糞を散布することからスタートです。元肥を施し畝作りを行っていきます。

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底土を鍬で耕して肥料分と土を馴染ませていきます。鶏糞は、春の菜園作業のために4袋ほどまとめ買いしてありましたが、これが最後の1袋となりました。これ以降の肥料は、少量、必要に応じて購入する予定です。夏に向かって暑くなってくると、余程の涼しいところに保管しないと、肥料に含まれるチッソ(窒素)分が大気中に飛散する「脱窒状態」が起こり、肥料の効果が少なくなってしまいます。次は、今まで除草を行った雑草屑と前回撤去したコウサイタイ君の茎屑を底に投げ入れます。そして鶏糞をタップリと施してやります。これは腐植の際に、チッソ分を多く必要とするため施すものです。

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これが少ないと畝全体のチッソ分を横取りされて「チッソ飢餓」状態に陥ってしまいます。両脇に寄せた土に鶏糞とコーヒーの出し殻をばらまいて鍬で掻き混ぜながら雑草屑を埋めていきます。

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完全に埋まった段階で、再度鶏糞をばらまいて鍬で土と肥料分を馴染ませます。これでキュウリ君の元肥の芯を作り上げました。後は肥料分の少ない土を寄せて畝を作り上げていきました。

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最後に鍬のバチ部分を使って畝の土を鎮圧させました。これでシャキット君の畝作りは完了です。トマトの畝と比較 すると畝高はやや低めですが、畝幅は広く作り上げました。これはキュウリは、あまり深く根が伸びない分だけ、浅く広く根を張ることによります。肥料分は、トマトよりも少なくしてあります。トマトは元肥一発で生育させますが、キュウリは、「成り疲れ」も有り、途中で追肥を行うためです。5月のGW前後に苗を12本ほど着地させる予定です。トマト同様に、畝南側には、丹波の黒豆 君の苗を6月中旬に植え付け、コンパニオンプランツを行っていくつもりです。9月にキュウリ撤収後は、不耕起で京野菜「壬生菜」君を栽培していきます。

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ここからは生育途中の春野菜の観察です。写真 は砂糖エンドウ君、次々と花が咲きだしてきました。

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こちらは河内一寸ソラマメ君です。こちらも次々と花を咲かせています。河内の地名のとおり、大阪伝統 野菜「なにわの野菜」に含まれているようですね。明治20年代に武庫一寸を河内富田林 地方に導入したことから名付けれらたとのことです。今のところ大敵のアブラムシは発生していませんでした。ちょいと背丈が低いのは、主枝をカットして脇枝3本~5本を伸ばしてきたことによります。草丈は低いですから強風には耐えられます。ソラマメの実は2番花から8番花くらいまでが莢が大きく育つので、それ以上のものはカットした方がアブラムシ対策上でも良いと思います。

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写真左は春蒔きホウレンソウ「ソロモン」君1番蒔きです。雨が降って急に大きく育っています。その横には2番蒔きがあるのですが、どうも発芽不良状態です。この状態が続くと、諦めて辛味大根「辛之助」君を栽培してみようかと考えています。ちょいと心配なところです。

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春ジャガ「インカ3姉妹」栽培の畝です。冒頭で紹介したとおり発芽してきましたよ。写真右は「インカルージュ 」さんの芽です。違う畝に植え付けた「インカのひとみ」さんはまだ発芽していませんでした。

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今日もお昼過ぎまで作業を行いました。これで夏野菜の畝作り作業として大きなものは、カボチャ君とトウモロコシ君2番蒔きを残すだけとなってきました。

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これは先日収穫した中国ナバナ「コウサイタイ」君です。これで今シーズン最後の収穫となりました。約1ヶ月間収穫を楽しむことができましたよ。これは、我が家で大切に使っていきたいと思います。

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我が家で養生しているトウモロコシ「キャンベラ86」君です。シャキット君に続いて無事発芽してきましたよ。暫く軒先で養生させてGW前後に畝に植え付ける予定です。